ということでM.A.D 金沢ライブのレポというか感想です。
今回は対バンにゲスト出演という意味も込めて、レポというスタンスはやめておきます。






今回のツアー、初日の三郷はなかったけれど、それ以降の日程では「番長制」が取られています。パネルも毎回用意されています。そしてその日の番長には「本日の番長」のタスキと、番長からの意気込み?が毎回展示されます。
写真を見てもらえばわかりますが、金沢ではミヤくんが番長。番長の役割は当日のセッションで演奏される曲を決めることなので、この日はルナシーかXか…という想像をしながら会場入りしました。
ホールは一階部分のみ開放されていて、前と後ろが大きな通路で分けられてるのですが、私はそれでいうと、前部分の後方寄り、ドセンでした(;´∀`) 開演するまでの時間に会場内で流れていた曲はルナシーとかラルクとか、HYDEさんのDEPARTURESカバーなどなど。この選曲は誰なのかしら…

この日はAKiさんが先攻。私は一切聴かないで行きましたが、シドのイメージとは全く違って、かなり激しめな曲が多かったように感じます。
サポートはギターが2人とドラム。上手ギタリストはとても若くて、半ズボン履いてました!格好から若い! 下手のギタリストは坊主さん(加藤さん)で、時々曲に合わせてアコギにしたりして。MCで気合が入っているとAKiさんに紹介されていましたが、何か縁があるのかな?(無知ですんません)
セットリストはM.A.D 公式にアップされてるので、そちらを見てもらえばいいんですけど、ドラムの元克さんとAKiさんだけの曲があったのですが、その前に演奏された曲が個人的には一番良かったです。

転換は20分位かな?で続いてMUCCスタート。私の周り、フォロワさん含めほぼMUCCファンでしたので、最初からものすごく熱が上がってました。
MUCCは有り難いことに、心優しい方からダビングしてもらったので、ほぼ音源は持っていたので、この一ヶ月くらいはずっと聞いていたこともあったし、今までのセトリで作ったプレイリストをバスの中でも聴きまくっていたので、1曲目の睡蓮から自然と手が上がりました。MUCCは一つの曲の中に激しさと儚さを併せ持っているものが多いと私は思っているのですが、この曲もそのひとつで、私はサビの最後に「君しかいらない」「君さえいらない」「何にもいらない」って変わっていくと、あのなんとも言えない心が震えるメロディが大好きなんですが、思わず目が熱くなりました。

2曲目の「ENDER ENDER」の間奏ではミヤくんとユッケさんのダブル楽器回しが見られるということを聞いていたので、ワクワクして待ちましたw 下手と上手の場所を移動しながらの!!でした。こういう動き大好きだから見れてよかったです♪そして、この曲といえばな出来事が!w この歌の最中に逹瑯さんが最前のお客さんにマイクスタンドを持たせていたようでw その状態で暫く歌たった後、「ありがとう」って言ってマイクスタンドを元に戻していました。この距離感だからできることだなーって思ったとともに、こういうことあるんだなって驚きました。

セトリはJOKERまではどこも同じで、次にD.f.Dが来るか、レインボーが来るか、でしたが、金沢はレインボーでした。それまではおどろおどろしいバックでしたが、レインボーは歌とともに歌詞が描かれて、しかも虹色だったので、それがとても見ていて綺麗でした。この曲は私も大好きなので、聴けて嬉しかったです。私は聴き慣れていないこともあってか、デスボがどっちかっていうと苦手で(;´∀`) 逹瑯さんは声が好きだから、こういう曲をもっと歌って欲しいと個人的には思ってしまうんですけど、それだとバンドが変わっちゃうし、きっと夢鳥さんたちはそれも全て含めて好きなんでしょうしね。それは個人の好み、なのですみません(;´∀`)

レインボーの後はMC。
「朝起きたら吹雪いていてビックリした。そんな中皆来てくれて。金沢は新幹線が開通したにも関わらず、このM.A.Dツアー、なんとバスで回っております(お客さん笑う)。その中にはなんと!Kenさんも乗っております」「言い換えます、そんな過酷な状況にL'Arc~en~Cielが乗っています!」\わーーーー!!/
これ、実は気になっていたんです。フォロワさんとも他のメンバーはバスだろうけれど、Kenさまはどうなんだろうね?って。まあ元克さんのツイートみてれば、彼も一緒に回っていることは分かってはいたんですけれど、それにしても、バスでの移動を選んでるっていうのが、なんとも嬉しくて。彼くらいなら新幹線のグリーンでも不思議じゃないのに、それを選ばず皆との長時間に渡るバスでの旅を選択したなんて!!!!! 道中ではずっとギターを弾いていたそうですが…!!!!! なんなのその贅沢空間!!!! どうしたらその場所にいけますか!!!見守らせてください!!と打ち上げで話しましたw

次の曲。イントロでアゲハとわかりました!! あのギターのフレーズ!!! Kenさま登場!!!! ああああギター弾いてる~~~(;_;)ギャラクシーレッドの音だ!!!
しかし、いつもは上手ですが、今回は下手から登場し、下手でギターを弾きます。アゲハはあのイントロからは想像できない激しい曲に変わるので、その変化がとても好きです。あまりラルクではジャカジャカ掻き鳴らすイメージはないのですが、この曲では結構ジャカジャカギターを弾いていたので、それもとても良かったです。
この曲でMUCCとコラボする時は、必ずミヤくんとギターソロの時に絡んで、最後に頭をぽんってするんですが、今回はなんか慌ててた感?があって、ぽんっていうより「くしゃっ」と感が強かったです(;´∀`) ミヤくんの御髪が少し乱れていましたw 私はKenさまとMUCCと言えば、ミヤくんだと思っていたのですが、この曲ではドラムのさとちさん以外の3人に絡みに行っていたと思います。ラルクでは背の高いKenさまも、逹瑯さんと並ぶとそうでもなくて、ああやっぱ逹瑯さんは背が高いなーって思いました。
アゲハが終わると、逹瑯さんに「Kenさんでした!」と言われ、お客さんの拍手に見送られ下手からまた去って行きました。その時あの帽子がポロッと落ちてw そばにいたユッケさんに拾われてました。

その次に演奏された「我、在ルベキ場所」。私はそこまで聴き込んで無かったですが、曲の雰囲気からして、これは初期の曲だな?って思ったらその通りでした。フォロワさんはまさかこの曲が来るとは!と言っていたし、今までのM.A.Dでは演奏されてなかったですしね。どうやらAKiさんのサポートギターしてた若い方(佑聖さん)のリクエストだったようで。そんな風にツアー中にも変わっていくっていうのはいいですよね。

アゲハ来たってことは、浮游はどうだろう…ハラハラ聴けたらいいなぁ…と思っていたら!!!!なんと!!浮游のあのイントロが~~~!!! 思わず声出ましたよ…聴きたかった~~~。MUCCの中でも1番といえるほどいいと思っている曲だったので、イントロ流れてもうほんと…ありがとう…って思いました。この曲の最後の「過去さえ未来さえ無意味と知る」ってところが好きすぎて…生で聴けて良かった。

ファズではユッケさんがアップライトベースに持ち変えて演奏してたんですが、逹瑯さんがユッケさんにちょっかい出しまくってw 間奏でハーモニカとベース弾きながら押しやっこしてて、これ、絶対ユッケさん押し負けるだろうなって思っていたら、負けじと逹瑯さんのことを押し返してて、なんか見てて面白かったです。二人がこういう関係ということは知ってはいましたし、私は逹瑯さんが強いんだと思ってましたけれど、ユッケさんも負けないんだなって、見てて思いました。

最後の蘭鋳。おすわりタイムがあるということで、どういうことなの??ってドキドキしてたんですが、逹瑯さんがちゃんと「座ってー」っていうんですねw その後のジャンプするまでに、前の三人が前のアンプとかに座って会場を見回してたんですが、ミヤくんの目が怖かった(;´∀`) あれが噂のって見てて思いました(;´∀`) 逹瑯さんが下手側のスピーカー?か何かに腰掛けた時に初めて気付いたですけど(終わりの曲なのにw)、彼は裸足(というかトレンカ?)でライブするんですね… そこにビックリしてました。
3,2,1ジャンプって言われても、ちゃんとジャンプ出来ませんでした…w すみません(;´∀`)

予習していった曲で80%くらいは占められたので、初めてのMUCCでしたが、とても楽しかったです。
逹瑯さんはやはり背が高いし、手を広げると更に存在感は増すし、あの声だし、ステージ映えするなーって見ていて思いました。あと、楽器隊の二人が結構動いているのに、彼だけ微動だにせずまっすぐ前を見ているという瞬間が何度もあって、この静と動なところもこのバンドならではなのだなーと。
ミヤくんは動きが素早くて、見ていて面白かったです。彼も動くギタリストタイプですね。何かの曲のギターソロ終わりかけの頃に、膝揃えてジャンプして(正座のように)床に一瞬座ったかと思ったらそのまま立ち上がって、そのままギターを弾き続けていました。その姿がとても印象的で、この人すごいなーって単純に感心しました。
ユッケさんは私が思っていた人とちょっと違ってましたw ついったでは面白い人(?)だけど、実際はもっとクールにベースを弾く人だと思っていて、だけど、そんなことは全然なくて。ベースはもちろんかっこよかったんですけど、時々ドヤって顔してニコってするんですよね… そのあざとさに皆やられるのかなぁと。
さとちは、あんなお馬鹿な感じなのに、ドラムはものすごく力強くて、このバンドには絶対に欠かせないドラムだなーって思いました。


そして時間はセッションタイムへ。
最初はhide with Spread Beaverの「ピンクスパイダー」。Kenさまと佑聖さんの姿はありませんでした。この曲を逹瑯さんが歌うの、とても似合っていました。

続いて近藤真彦さんの「ミッドナイト・シャッフル」。これは三郷でも歌われましたよね。
Kenさまは悠々とタバコを吸い「マッチでーす」と言いながら登場w しかも放送禁止用語を言いまくりながら(;´∀`) そして、最初に煙を会場に向けて吹き… たった一吹きで会場は一気にタバコの臭いで包まれて…w あのにおいは暫く忘れられなかったな。
でも、あれは正直どうなのかなーって思うところもあります。もちろんラルクで慣れてる人ならまああれかもしれないけれど、普通のホールライブでタバコをステージで吸われるのはイメージとしてよくないなって。普通は会場全体が禁煙ですしね。そんな場所でまで演出としても、どうなのかなーって思ったりして。
しかも、その吸いながらのタバコどうするのかなって思って見てましたけど、歌いながら持ち続けないとダメ出し、歌ってる間は吸えないし、だし、これほんと必要だったのかな?って(;´∀`) 歌いながら各メンバーにちょっかいを出しに行ってたんですけど、最初は吸ったタバコの煙をミヤくんの顔(真正面向き合っていた)にフーってして、その後ユッケさんに絡みに行って、加藤さんの頭を撫で回して、その後自分の手を見て汗すげーって顔したと思ったらタバコ落としたみたいでw ほんと…なんか、この人は相変わらずKenさまだなーって。
この曲の背景はずっとライオンのイラスト(リアルっぽい)が映しだされていたのですが、これはやはりKenさまが歌うからだろうなーって見ていて思いました。
曲に合わせてヘドバンしようとしたら、また帽子が落ちてw 加藤さんに拾って貰ってかぽって被り直してましたけど、それがまたすぐに落ちそうな被り方でw それが面白くて笑いました。

この曲が終わると、Kenさまはギターを取りに下手袖に。
逹瑯さんが「いやー…Kenさん、登場の時に○○ってw」Kenさま「だって、海外言ったら言っちゃダメでしょ。ロスでも言えなかったから、金沢なら」\ハハハ/ Kenさま「金沢なら受け入れてくれるかなって」逹瑯さん、笑いながら「皆さん、受け入れて下さい」なんじゃこれww そう言われたらもう受け入れるしか無いw

そして曲はラルクの「HONEY」!!! 三郷でも演奏されたし、社長が動画もあげてましたよね(この日は社長が来ていませんでしたけど)。この曲を逹瑯さんが歌い、Kenさまがギター弾いてるっていう光景は、なんとも不思議な感じでした。Kenさまはこの曲だといつもサビでコーラスしてますけどこの日も1番はちゃんと歌ってましたw しかし!w 2番からはまた禁止用語連呼でw どんだけ言いたいのよ!! ってフォロワさんと笑ってしまいました。
ギターソロの時はミヤくんと一緒に前に出てきて、向き合ってギターを演奏。ミヤくんを見る顔が「こうやって弾くんだよ」っていう師匠と弟子のような感じに見えて。この二人の関係性はやはり好きだなーって思った瞬間でした。
最後のサビ部分にお客さんにマイク向けた時には驚きましたw そこ歌わせるんだっていうw だってあの部分って結構高いし、そこは自分で歌うとw

この曲が終わると再び下手袖に行きギターを置いて、マイクを持って登場したKenさま。下手の端っこで腕くんでステージの様子を見ていた姿は、まさにお父さんというか社長のように見えましたw この日の衣装が全身ほぼ真っ黒だったので、照明の当たらない端っこだと、同化してしまって尚更見守ってる感がw
達「さてもう最後の曲なんですが」\えーやだー/ 達「盛り上げてくれたメンバー+αカモーン!」ぷ、プラスα??? って思っていたら!!!! 登場したのは、まさかのじゃべ!!!! ユッケさん達に連れられて、ステージのセンターに!!!! この時、Kenさまは下手からそそくさと上手側へ移動していて、じゃべとの距離を取っていました。えーこういう時にも絡まないの?って。まあ前から、じゃべが登場すると人気がすごいしとは言ってましたけども…それでもやっぱ自分のキャラなんだからさぁ!と。焦れったく思ったり。
達「あなたのご主人は登場から○○って言ってましたけど」と振られ、顔を手で隠すじゃべ!!かわいい…かわいい… その手にはマイクが!!

そして最後の曲「MARBLE」演奏が始まると、じゃべは体を揺らして、曲に乗っていました。
お客さんのを真似してヘドバンしたり、折りたたみしたり。時には自分の振付で踊ったりと(キラキラ星のような振付など)。あのかわいい生き物はほんとなんなの…ってくらい可愛いが溢れまくっていました。
じゃべにはメンバーの皆さんが次々絡みに行ってましたけれど、Kenさまは、歌の間にドラム台の方までとことこ歩いて行って、元克さんの叩く姿を横から見たりして、動きまくってました。そして、一周した最後に、じゃべに軽く触れて!!! ああああ待っていた!!! と思っていたけれど、二人の絡みはそれだけでした(;_;)
じゃべはユッケさんがお世話係なの?ってくらい、面倒をみてくれていて(フォロワさん曰くぬいぐるみ好き)、みていてとてもほっこりでした。向き合ってちゅーしたり///これはAKiさんやミヤくんともしてたけど!!!! バンドマンとゆるキャラの親和性の高さとこのほっこりな雰囲気最高!!!!って何度も拝んでましたw

曲が終わる間際にKenさまはいつもの様にすぐに袖へ下がってしまってw じゃべはさとちさんの方をみて、最後のじゃーん!をかっこ良く締めていました。

曲終わりにMCタイム。ステージから消えたKenさまに気づきw達「けんさーん!自分の出番が終わるとすぐ下がっちゃうんだから!w」(ほんとだよ!w) ニコニコしながら再登場するKenさま。
k「打ち上げがめちゃくちゃ楽しくてね。色んな人と話せるから、色んな話題が出て。楽しいから皆も来たらいいよ!」\いきたーい!!/ 達「そんな無責任なこと言わないでくださいよw」笑うKenさまw
達「このツアー、追加でリキッドでやるんですけど」K「そうなんや」達「なので全然遊びに来てくれていいんで」これはKenさま軽く流すかなって思ったんですけど、K「いいの?」達「(すかさず)全然遊びに来てくれていいんで! なんだったら弾いて下さい!」\えー!(ざわざわ)/ k「皆が嫌じゃなければ」\わーー/ 達「是非!!ただ、キャパが狭いんで、ギャラがw」\あー…(無理か)/ k「じゃあモンハンのさぁ、武器取ってくれたらええよ」\ええー!!きゃー!/達「は、はい!!」そしてKenさまが逹瑯さんに手を差し伸べて握手を求めるw 逹瑯さんがっつりと握り返す!!!交渉成立の瞬間です!!!w メンバーもみんな拍手拍手w Kenさま一人動かすのに、モンハンでいいんだっていうw Kenさまがモンハンをやっていることにも驚きましたけれど、Kenさま優しい!!!! そして逹瑯さん良かったね!っていうw

そしてまた改めて皆さんに挨拶をされてから次々にメンバーさん達は袖へはけていきました。そんな中、ジャベは最後までステージに残って、皆のピック投げやスティック投げを見守ります。ユッケさんから最後のピックを手渡され、じゃべも会場へ投げていました。
最後はユッケさんにおんぶされながらw ステージを去って行き、ライブは終了しました。


最後の曲からの流れはまさかまさかの連続でw ここに見に来て良かった!ってなりました。じゃべがマイク持って歌うとか!踊るとか! ゆるキャライベントで見ている姿とはまた違う姿をみれて良かったです。
Kenさまもほんと終始楽しそうで、このツアーに呼んでくれた後輩の皆さんに私も感謝しました。ソロがあるとは私は今のところ思ってはないし、そうなると外に出る理由が更になくなって、ひきこもりになっちゃうし>< ギターは弾いていて欲しいけれど、こうやってライブは楽しいよ!ということを定期的に思い出して欲しいし、笑顔でいて欲しいから…
今後Kenさまが出る予定のライブは行く予定にしていませんが、それを含めこのツアーが最後まで楽しく素晴らしいものでありますように、と祈っています。






最後に夕飯を食べた後に撮った静まり返った会場の写真を。
楽しいライブをありがとうございました!

長くなりましたが、お付き合いいただいたかたありがとうございました。フェムトでございました。