モーターサイクルワイナリーず
OPUS6
Bodega MELIPAL


この日はLujan de cuyoを廻っています😃

1923年創業のワイナリー。Bodega MELIPAL。
到着後すぐに選果作業を発見しました

 

 

この辺りはFincaという地名もあるそうで、ワイナリーの人は「Fincaで100年やってまんね」と仰ってました😃

ソーブィニョンブランとマルベックは50年前からって言ってた気がします。。。

ここでは所謂食用葡萄とワイン用葡萄を食べ比べさせてくれました😃

実はワインに使う葡萄と食用葡萄はルーツが違うんです😃

ワイン用品種はヴィテス・ヴィニフェラ種という名前で原産はコーサカス。食用はヴェニフェラ系のマスカット等とラブラスカ種。此方はアメリカ原産。マスカットはモスカート・ダスティ等でも使われています。

ワイン用品種は意外にも皮が薄くてジューシー。食用は皮が厚くて肉厚?な感じ。
味はそこまでは差は無い様に思うのですが、実際ワイン用の葡萄というのは相当甘いです。
あと、カルネメールは食感が大部違います。

食用葡萄の一般的な糖度は21と、フルーツの中でも相当甘い部類です。ワイン用葡萄も劣らず21。時には23を越えることもあるそうです。

ではそんなラブラスカ種でワインを作るとどうなるかと言うと、なんかフォックスフレーバーという臭いがする。らしいです😃

しかし、実はワイン用の葡萄の木というのは大半がハイブリットで、地上から10-30㎝までがラブラスカ、それより上がブェニフェラです。

そこで幹を切って違う品種を繋ぐ。これを接ぎ木と言うんですが、実は多くの植物で行われています。

ドミニカ共和国名産のカカオ然り、殆どのバラもです。目的は、当然栽培目的を果たす為で、大概下には土壌にあった品種を、上側には収穫量の多いもの。品質の高いもの。美しい花を付ける等を持ってきます。
 

「華麗な技を持つ河田は鯛。お前に華麗などという言葉が似合うと思うか?お前は鰈だ。泥にまみれろよ」という名言がありますが、下側になる木。台木はまさに縁の下の力持ちな訳です。
写真は接ぎ木されて植樹されたての若い葡萄畑
保護の為にビニールで固定、保護されてます。

因みに最近の研究では、基本的に同種や近縁の植物に用いられていたこの技術が、実は結構違う植物でもいけんじゃね?と言われています。

その技術は「台木と上物の間に、タバコの木を挟む」そうです。こうする事で拒否反応なく別種の植物を繋ぐ事が出来、砂漠でミカンとか出来たらいいよねー。ってなってます。
 

試飲はRose Malbec 2018

綺麗な色をしてます。ロゼと言うよりピンクサファイア😃グレープフルーツ等のフレッシュな香り、穏やかな花の香りの中に、ほんのりスパイスの香りもします。
丸い穏やかな甘味、コク、旨みがあり美味しい😃😃😃「このワインには寿司やでー」とガイドさんが言ってました😃

 

 

Malbec 2017

此方も綺麗なガーネット。
しっかり色が出てますな。
此方はフルーティーで軽めの赤。
ミディアムボディ位でタンニンと酸のバランスも心地よく気軽に飲める一本😃

 

Malbec ヴィンテージブレンド
18ヶ月フレンチオーク熟成
成熟したフルーティーな香り、清々しいスパイス、しっかりした味わい。バランス良い酸、タンニン。全体が調和しこなれています。
旨いわー😃

 

2日めに飲んだアパッシメントブレンド、アッサンブラージュに続きヴィンテージブレンド。
しかも三本とも綺麗に纏まっているのが素晴らしい。まだ3日目ですが、どのワイナリーもレベル高い😃この先も楽しみですわ😃

http://www.bodegamelipal.com/