先日揃えた春モノのnewアイテム
の中にペイズリー柄のワンピがありましたが、このワンピ、色違いで【ベージュ×赤茶】がありました。最初【ベージュ×赤茶】を発見したアネでしたが、試着した結果、【ネイビー×ピンク】を買うことになりました。これには2つ理由があったのですが、【ベージュ×赤茶】の方が今年トレンドのインディアミックス(『InRed 2月号』より拝借)柄の雰囲気を出しているような気もしたのですが、逆によくあるエスニックテイストっぽくなる気もして、こちらの【ネイビー×ピンク】の方を選びました。
ただどちらもかわいくて試着を繰り返してぐずぐずと悩んでいたところ、仲良しの店員さん(黒髪ロングちゃん)が「私もこのワンピ買いました。 ネイビーの方ですよ。お揃いにしましょー。」と。 その一言でアネの心は決まりました。 「お揃いにしたい~。」
一般的にマーケティングの世界では昨今、 供給が需要を上回り、物が余り、自己実現の 欲求(いわゆるマズローの欲求5段階説ですね。これよくお邪魔するまりかさんのブログ にも最近書いておられました・・・)が高くなって、「個性的になりたいから。人と同じものは持ちたくなーい」と言う人が増えていると言われています。それでメーカーでは少量多品種を志向するようになって(なんだか今日はお勉強ちっくになってきましたが、たまにはいいですかね。一応これでもコンサルタントのはしくれなもんで)、同じものをたくさん作っても売れないから、売れそうなものだけを作らなきゃということで、やっきになっているわけです。でもどうでしょー。今回の私のこのお揃い願望は・・・?。人と同じはいやだという感情とは全く真逆のもの。それで不思議に思っていたのですが、先日読んだあるマーケティングの本に「女性は共感、男性は嫉妬がキー」と書いてあったのです。ふむー女性は共感、あーまさにこれだったんですねー。 《お揃い=共感》 特に自分が素敵だと思っている人や好きな人が同じものを持っていたり、同じことを考えていたりすると、女性はうれしい気持ちになってくるわけです。(男性の嫉妬については、また別の機会に・・・。あっでも男性の分析は他の方にまかせましょうかねー)
私もよく人から、「それどこで買ったの?」「なんて言うブランド?」と聞かれることが多く、その時「マネっこしてもいい?ごめんねー」と言われるのですが、アネ的にはマネされることが全然いやじゃないのです。むしろうれしいぐらいなんです。それも一つの共感なのですね。
サイトを立ち上げて4か月、ブログを始めてまだ2ヶ月なので、えらそうなことは言えませんが、サイトやブログの楽しさも「人より先にこんなの見つけちゃった」的な目立ちたがり精神ではなく、「あっこの人も同じもの買ってる、同じもの食べてる、同じこと考えてる」という共感が日々の楽しみとなっているのではないかとつくづく思ったりしています。
と今日は43歳らしく真面目にそんなことを考えてるアネなのでした。