オーラと呼ばれるエネルギーを、普通に目で見れるムンクさん…。
暗いところでは、よけいはっきり、オーラも見えるのだが…。
夜の空気を吸うために、部屋の窓を開けて、ベランダから外を眺めた…。
今夜は、いつにも増して、金色の「雨」がたくさん降り注いでいる…。
ある日突然、こんな光が、はっきり目で見えるようになったのは、確か30歳をちょっと過ぎた頃のことだった…。
その時僕は、出張で、会社の同僚と一緒に東北地方をドライブしていた…。
岩手県から秋田県に抜ける、県境をまたぐ、長い長いトンネルの中にいた時だった…。
突然、細かい霧雨が降ってきた…。
でも、ここは確かにトンネルの中なのに…。
「あれ～？ 雨降ってきた～？」
そうつぶやきながら、ワイパーのレバーをオンにした僕に、隣の助手席に座っている同僚はキョトンとしている…。
そうだ…ここはトンネルの中なのだ…。雨など降るわけはない…。
ふと我に返り、ワイパーのレバーをオフにする…。
ところが、その「雨」は、やむどころか、どんどん勢いを増して降り注いでくる…。
しかも…
「金色」の雨なのだ…。
どんどんと…
どんどんと…
その「金色の雨」は、ますます激しく降り注ぎ…
ついには、５メートルくらい前を走る、前方の車のテールランプが見えないくらいの、激しい降りになった…。
新潟や秋田や北海道の豪雪地帯に暮らしたことある人なら経験あるかもしれませんが…
ものすごい吹雪の中をドライブしていると、降雪の、そのあまりの密度に、前方の車さえもまったく見えなくなる時があります…。
ちょうどそんな感じ…。
車の外側は完全に金色に包まれ…
視界は、ほぼ０メートルになった…
でも、なぜか不思議と、恐怖感はなかった…。
運転中だというのに…。
30秒くらい金色の光に包まれた後…
金色の雨は、突然降り止んだ…。
一体あの光は、なんだったのだろう…。
この日を境に、僕はオーラと呼ばれる、普通の人の目には見えない、謎の光を見られるようになったのだ。
そしてその10年後に、ヘミシンクなんてものを始めて、ガイドと普通に話をできるようになり、本まで出せるようになるなんて、この頃は想像だにしていなかった…。
そして今年、40歳の誕生日を迎え…。
ますます忙しくなり、そしてますます楽しい人との出会いが増えていき…。
１年前より、３年前より、５年前より、10年前より…
ますます楽しい毎日を送っている、今の自分に…
涙が出そうになるくらい、うれしくなる…。
また、窓の外の暗闇を見てみる…。
最近、この金色の雨の降る量も、ますます増えている…。
無限に広がる、広大な宇宙が…
この、ちっぽけな僕を…
そして僕の周りにいる人たちすべてを…
祝福し、応援してくれているのを感じる…。
宇宙が、エネルギーを分け与えてくれているのを感じる…。
「愛は目に見えない」って、よく言うけれど…
僕に見えてる、この光の雨の正体は、もしかしたら、宇宙からの愛のエネルギーなのかもしれないなぁ…。
普通の人には見えない「光」が見える自分に、かなり悩んだ時期もあったけれど…
ネットや、そしてｍｉｘｉのおかげで、自分だけが「特別」なのではなく、こうしたエネルギーを目で見れたり体で感じられる人も、実はたくさんいるということを知ることもできた…。
そう、僕は、どこにでもいる普通の人間なのだ…。
そう思えたら、生きるということが、そして、今の自分のありのままでいるということが、とても楽になった。
そして今は、少しずつ、ありのままの自分を受け入れられるようになってきたな～
…て、思う…。
過去、現在、そして未来と…
僕に関わるすべての人に、心からの愛をこめて…。
Have fun！
（10月15日のｍｉｘｉの日記より加筆し転載）
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