素晴らしき日々攻略完了 | 人間になれない猫のブログ

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正確にはまだ終わってない個別ENDはあるんですが、メインの終ノ空Ⅱまで終わってるんでほぼ攻略です。

以下感想とか


ゲームは最後の過去編で世界が再構築されました。世界の交差も向日葵も由岐やとも兄さん、羽咲、卓司の行動も。この話を終わらせて今までの追想をもって初めてまた登場人物の想いに気づかされる。ただこれが他のゲームと感動の違いを述べるならば、それはすべてが必然の事象の総体であったことでしょうか。それぞれは起こるべきにして起こった善意の道。その先に待つ地獄が与えてくれたのは世界の限界とその向こう。ただどの話もまた、最後に主観的に幸福となるのは素晴らしい演出だと感じました。「幸福に生きよ!」との言葉は論考の草稿らしいのですが、エピローグで語られるこの部分がこのシナリオに一番しっくりくる結びになりますね。あれだけ複雑に思えたシナリオが、この言葉で単純な一つの事実の総体に捉えさせてくれるってのは面白い。やり終えてこれだけプレイできたことに感謝できる作品っていう意味でこのゲーム自体本当に素晴らしいと思いました。


羽咲と希実香が可愛くて再度プレイするモチベがあるレベルだったり

他にやりたいゲームもあったはずなんですが、このゲームのシナリオの重要なポイントとなる「論理哲学論考」「シラノドベルジュラック」「学識ある無知について」とディキンソンの詩(作中にあるけど本は買うプレイング)といった本は読んでおきたいっていうのがあるんで、しばらくエロゲー攻略はおやすみする予定です。たまにはこういう読書の機会を設けたかったんでこのゲームのプレイはちょうど良かったですね。

とりあえず論考はなんとか書店で見つけてきたんで、今日から時間を見つけて読んでみます。残りは神保町の本屋街にいけば多分みつかるかなぁ・・・最終的にアマゾンxでもいいんでなんとか手に入れますかね



素晴らしき日々文献・人物続き


論理哲学論考

ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの著作。ウィトゲンシュタインが生前に出版したただ一つの哲学書であり、かつ前期ウィトゲンシュタインを代表する著作である。後期ウィトゲンシュタインの代表作である『哲学探究』が『探究』と略されるのに対し、この『論理哲学論考』は『論考』と略される。

第一次世界大戦のさなかの1918年に執筆され、初版はドイツで1921年に出版された。


ルートヴィヒ・ヨーゼフ・ヨーハン・ウィトゲンシュタイン

独: Ludwig Josef Johann Wittgenstein[注釈 本人は生涯「ヴィ」と発音していた]

(1889年4月26日 - 1951年4月29日)ウィーン出身の哲学者。言語哲学、分析哲学に強い影響を与えた。

ケンブリッジ大学・トリニティ・カレッジのバートランド・ラッセルのもとで哲学を学ぶが、第一次世界大戦後に発表された初期の著作『論理哲学論考』に哲学の完成をみて哲学の世界から距離を置く。その後、小学校教師になるが、生徒を虐待したとされて辞職。トリニティ・カレッジに復学してふたたび哲学の世界に身を置くこととなる。やがて、ケンブリッジ大学の教授にむかえられた彼は、『論考』での記号論理学中心、言語間普遍論理想定の哲学に対する姿勢を変え、コミュニケーション行為に重点をずらしてみずからの哲学の再構築に挑むが、結局、これは完成することはなく、癌によりこの世を去る。62才。生涯独身であった。なお、こうした再構築の試みをうかがわせる文献として、『哲学探究』がよく挙げられる。


wikiのウィトゲンシュタインの生涯が凄く面白い

文章中にたくさんの偉人との交流があるというのももちろんだけど、経歴を見ると凄い天才にして不幸や失意にまみえた人生だったように観える。これはまぁゲーム中の話の内容から分かった部分もあるから、前知識が影響する部分も強いとは思うけれど。それでも最後に素晴らしい人生だと言えるってのは通じるものがあるね


まだあるけど寝ないと睡眠時間やばい

今週は土日休める(感謝祭行くけど)から頑張って乗り切ろうか