このままだと余命3カ月? | だるまちゃん 再生不良性貧血 完治の軌跡

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だるま

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「すぐにでも骨髄移植をした方が良いです。

このままでは、3カ月の命の保証は出来ません」と、

 

とうとう

一番恐れていた、余命宣告のような最終段階の話になりました。


 

しかし問題は、

その当時 この病院にある無菌室は1室しかなく、

古く十分でないことから、

移植の設備が整った提携先の病院で受ける方が良い。

と言われました。

 

ただ、

提携先の無菌室も使用予約が一杯のようで、

現時点で受け入れ先はまだ決まっていないが、

状況により急に転院が決まることがあるので

心の準備はしておいて下さい。と言われました。


 

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この先も転院が続くので、分かりやすく


 

A病院・・・最初の入院先 地元・奈良県の病院

B病院・・・ALGを治療した名古屋の病院、甲状腺がん・外科も有名

C病院・・・骨髄移植の治療経験が多い名古屋にある病院 


 

この名称で病院名を書こうと思います。

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ここまでくると、

病院が決まらない限り命がないので、

”やるのが怖い”というより、

どうか、受け入れ先が決まってほしい。という気持ちで一杯でした。


 

3日後、C病院が受け入れてくれると連絡が入り、


 

担当医は、

「良かったね。

この病院は、骨髄移植の第一人者の先生がいるからね」と、

安心した表情で言ってくれました。


 

「骨髄移植は、

抗がん剤で骨髄をたたき、リンパ節に放射線をかけて

造血をOにし、

お姉さんの骨髄液を点滴で入れる。

完全無菌室で約3週間過ごし。その後、個室⇒大部屋へ移動となって、

退院までは、50日~100日位。

しかし、肝機能の数値が多分上がるので、100日は見ておいた方がいい。

移植後の様子をみて、

こちら(B病院)に戻って 甲状腺の手術を受けてもらいます」

と話しました。

 

この時の先生の説明は、とても さらりと言ってくれたお陰で、

怖さは、それ程感じずに済みました。


 

運命のマルクをして、丁度12日目の朝に転院。

せっかく また慣れた病院で居心地も良く、

離れたくはありませんでしたが、

私には、前に進むしかありませんでした。

 

お世話になった先生や看護婦さんに手紙を渡し、

「元気になって必ずここに来るから!」と宣言して、

笑顔で病院を後にしました。


 

これからが、

私の人生で最大級の

大峠(骨髄移植)の始まりです。

 

                       (つづく)