オレンジ色の風が吹いた日 | がんを体験したわたしたちが実践している色彩セルフセラピー「日常的にできるカラーセラピーを体験しませんか」

がんを体験したわたしたちが実践している色彩セルフセラピー「日常的にできるカラーセラピーを体験しませんか」

フィーメールカラーでは、色彩心理学をベースに、色彩表現を行い、同じ病気の体験者とのセッションを通して、その表現から気持ちを読み解く、「こころに向き合う時間」を提供しています。
私たち色彩心理カウンセラーが、セッションのお手伝いをしていきます。

こんにちは、杉原佳子です。

私事ですが、先日の日曜日、東京マラソンに行ってきました。

ランナーではなく、ランナーの応援をするために…。

まだまだ北風吹きすさぶ、冬の日の午前中、

BCSC(乳がん体験者のコーラス隊)が30数名集結!
がんを体験したわたしたちが実践している色彩セルフセラピー「日常的にできるカラーセラピーを体験しませんか」
そしてこれは、以前出演したステージのときに、

BCSCメンバーお揃いで作ってもらったオレンジのTシャツ。

最近入った方は、上手に同じようなオレンジの、

セーターや首元にファーを身に着けていました。


このオレンジは、色彩心理的な視点から見ても、

多くの人が「元気」「活発」などの言葉をイメージする色。

そのオレンジを身に着けたBCSCメンバーは、

始まる前から、コミュニケーションもおしゃべりも活発に!

スタートに向けて、徐々に気持ちを高めていきました。


実は昨年も参加した私は、

まだまだ緊張する気持ちが先に立ち、

うまく歌えるかな、歌詞間違えないかな、

なんて不安も大きく、

肝心のランナーの応援、できていたのかな~??

という、頼りない状況でした。

そんな気持ちの私にとっては

このオレンジ色が、何ともまぶしく感じたものでした。


でも今年は、私だけでなく、

それぞれの病気や治療の体験を経て、

またその経験があったからこそBCSCに出会い、

歌を始めた、BCSCみんなの気持ちが、

この1年の間に、いつのまにか、

自分自身に向けて歌う気持ちから、

聴いている人にメッセージを伝えよう!という気持ちに

変化していることを感じました。


そしていよいよステージがスタート。

私たちの前を、ランナーが走り抜けていきます。

彼らに手を振りながら、そして振リ返してもらいながら、

すごーく楽しく、晴れやかな気持ちで歌っていました。

「大変なときも、自分らしく、走り続けよう」

こんなオレンジ色に込められたBCSCからのメッセージが、

今年はちゃんと、ランナーにも届いたのではないでしょうか。

乳がん体験者と共に創る「こころに向き合う時間」~ 色彩セルフセラピー 
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