きみがくれたもの | junoブロ

きみがくれたもの

数年前の出来事。



親戚が生まれたばかりの赤ちゃん ( 次男 ) を

見せに来てくれた。

上には3歳のお兄ちゃんがいるのだ。



そいつはおいらになついてて

時間になっても帰りたくないとダダをこね始めた。



預かったのだぁ。次の日も休みだったし。



色々と遊んだ。もうクッタクタだ。

もちろん、おいらが(笑

ヒーローごっこでは必ず怪獣だった。

もちろん、おいらが(笑



気がついたことがある。

何をするんでも、語るんでも

そいつの瞳が輝いてるんだなー。



ありえない夢の話などでも

もちろん、まだ 「 知らない 」 から仕方ないと言えば

そこまでの話だけど

少し、そんな大人の考えを捨てて

そいつと向き合うと

こころの真ん中がほこっとするんだ。



なんだか、自分もまだ純粋な様に思えてくる。



そんな、きっとありふれた日常で

大人に夢を与えられる子供って

無限の可能性があるんだって、改めて実感した。



そいつは、去年の3月に病気で他界した。

あまりにも短い人生。



知らせを聞いて病院に駆けつけた。



初めて神様に本気で祈ったよ。

叶わないことだって知ってたさ。

大人だからな。

でも

あいつの顔を見てると

出来るような気がしてきたんだ。








奇跡はなかった。








きみがくれたもの。

あのときダダをこねてくれてありがとう。

もう会えないきみにもらったそのとき書いてくれた似顔絵。



一生のたからものだよ。