トヨタホームのシンセシリーズで家を建てています。
思い出としてこれまでに調べたこと、学んだこと、起こったこと、考えたことをまとめています。
順番とか何も考えて無くてすみません口笛

 

猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたまビーグルあたまビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルからだビーグルしっぽ

 

地震大国日本。最近の家はどこでも最低限の耐震性は兼ね備えていますね。たとえ家が地震に耐えられても、土地がだめではどうにもなりません。そのため地盤の状態に応じた適切な改良工事や施工方法を選択する必要があります。

どのような処理をするかは、地盤検査で確定されますが、周辺実績をもとにどのような改良が必要か予測してくれます。私のところでは柱状改良の予想で150万が概算見積もりから積まれていました。
 

検査はスウェーデン式サウンディング試験(SS試験)で行われます。地盤の専門家サムシングさんのスウェーデン式サウンディング試験の方法と結果で詳しくまとめられていました。超ざっくり言うと、先端がネジ上にとがった鉄の棒に100kgの荷重をかけて、棒がどこまで刺さるかや、刺さり方を検査します。私のところでは地下3メートル程度に硬い地盤があることがわかりました。

 

トヨタホームではSS試験の結果を報告書でもらえます。そこには単なるSS試験の結果だけではなく、どのような特徴の土地か(たとえば河川により土砂が堆積してできたとかです)なども書いてありました。
報告書には地盤改良の方法と基礎の組み合わせで10パターンの施工方法がありました。おそらく安い順に並んでいると思います。

# 地盤改良 基礎
1 なし 布基礎
2 なし 布基礎(幅広)
3 なし ベタ基礎
4 なし 布基礎、繋ぎ梁
5 転圧強化 布基礎
6 なし 深基礎
7 表層改良 布基礎
8 柱状改良 布基礎
9 小口径鋼管杭 布基礎
10 なし 杭基礎

 

我が家は表の8番目にあたる柱状改良を実施することになりました。予想通りですね。柱状改良は、その名の通り基礎を支えるコンクリ柱を地面に入れる改良方法になります。

 

画像引用元:トヨタホーム近畿
 
柱状改良は柱の長さ、太さ、本数で金額が変わります。シンセはユニット式で、基礎とユニットは複数の点でつながります。なので、地盤にもその点を中心に負荷がかかります。その負荷がかかる場所を中心に柱を入れていきます。

柱状改良される方は、浴室・エコキュートなどの重量物部分などもちゃんと柱が入っているかチェックしておいたほうが良さそうです。というのも近所にエコキュートが沈下して斜めになってしまった家があります。エコキュートはお湯を貯めるので大きさによっては500kg近くになりますからね。

また、外構計画によっては、外構部分の改良も検討しておきましょう。タイルデッキを作るとかガレージを作る場合などです。私はそこまで頭が回りませんでしたてへぺろ

それでは、実際に我が家の改良の様子を見ていきます。
下矢印
地縄
地盤改良工事の前日の夜に撮影しました。ピンクの紐が家の外周を表していて、青い紐が柱を入れる位置を表しているようです
 
この地盤改良機というまんまの名前の機械で、地中に柱をつくります。
 
棒の先端には撹拌する羽がついています。セメントを入れ棒を回転させながら棒を上下させることで柱が出来上がります。地面にはすでに改良が終わった穴がいくつか見えていますね。
 
改良が終わり、機械の棒を抜いた直後の様子です。この後、表面を鏝で均して、スプレーで何かを書いて写真を撮影していました。
 
完了後の様子です。8時間ほどで改良工事は完了しました。たくさんあった柱がほとんど埋められてしまいました。
 
設計資料を改めてみて気づきましたが、柱は「天端:設計GL-300」と書いてありました。これは地面より30cm下のところに柱がくるようにという意味ですね。柱は基礎を支えるためのものなので、基礎に合わせて柱も地面より低い位置に作らているということでした。そのため、地面が均されて分からなくなってしまったのでした。

逆に見えているものは設計図で設計GL±0になっている柱です。これは基礎を支えるのではなく浴室を支えるものでした。

最後に、気になる費用ですが1日、2人がかりの工事で130万ほどでした。高いですねえショボーン