今年の秋の旅行は日数短めの周遊コースということで、木曽路の宿場町を巡った後、日本三名泉の一つ下呂温泉で疲れを癒そうという2泊3日プランとしました。
出発の11/19は、この日から今シーズン一番の寒波が来るという予報だったので、早い時間帯は路面凍結も少し心配しましたが、快晴で風もなく穏やかなスタートとなりました。
1日目は、奈良井宿~寝覚の床を巡り早めにホテルにチェックインしてオールインクルーシブを満喫しようという狙い。
奈良井宿は今回の三つの宿場町(奈良井、妻籠、馬籠)の中で一番気に入ったところです。かつて「奈良井千軒」と呼ばれた時代の賑わいを偲ばせる町並みが1㎞近く続きます。
<奈良井大橋>
こんな素敵な宿場町なのに、団体客がいないこともあってか静かに散策することができます。立ち寄ったお土産屋さんで「今日は水曜日で飲食店が休みのところが多いから早めに食事をしたほうがいいよ」と教えていただき、無事「相模屋」さんで待ち時間なくお蕎麦と五平餅をいただきました。
白川郷や大内宿も素敵ですが、観光客が多すぎるし(自分たちも含まれますが)、商売が前面に出てしまう面があるんですが、奈良井宿は落ち着いていていいですね!
それから、家々には表札と屋号が並んで表示されており、地元の人たちは苗字ではなく屋号で呼び合うとのことです(前出の土産物屋さんご主人談)。静岡市だと丸子宿も同じように屋号が掲げられていますね。
さて、次は「寝覚の床」に向かいます。有名な観光スポットだと思うんですが個人観光客が2,3組いただけでここも静かに観光できます。「クマ出没注意」の看板にちょっとおびえながらでしたが…
午前中なら日が当たりよりきれいだったと思いますが、思いがけずきれいな紅葉に出会えました。
宿泊先は「TAOYA木曽路」さんです。山間の温泉宿だとちょっと苦手な川魚料理が売り物になっているところが多いので、最近はビュッフェスタイルのホテルを選ぶことが多いです。しかもオールインクルーシブ!!チェックイン後のビール、風呂上がりのビールは最高ですが、温泉はぬるっとした泉質が気持ちよく、自分が行った中では青森の蔦温泉と並ぶ高い評価です。食事も美味しいし、お願いしていないのにスタッフの方が「写真をお撮りしましょうか?」「焼きたてのアップルパイをお持ちしましたがいかがですか?」と声を掛けてくれたりサービスも想像以上でした。
2日目は、妻籠・馬籠を回って下呂温泉に宿泊するコース。
妻籠宿はこじんまりとした宿場町で、人情味あふれるおもてなしをしていただきました。
妻籠城の御城印を購入するため立ち寄った観光案内所では、静岡から来た旨伝えると何と木曽ひのきのお箸をいただいたり、

御朱印をいただいた光徳寺さんではリンゴをご馳走になったりしてちょっとびっくりですよね。
<宿場町の面影を残す郵便局と郵便配達の軽バンが並ぶおもしろさ>
続く馬籠宿は一番観光地化して人も多いのでゆっくり江戸情緒を味わうことはできませんでしたが、ここは藤村藤村ゆかりの地であり、藤村のお墓のある永昌寺で御朱印をいただいたり、藤村の初恋の人である「おゆう」の実家だという大黒屋さんで「夜明け前」にも登場する「栗おこわ」をいただくと、藤村の詩「初恋」の一節が頭に浮かんできます。
お土産も川上屋さんで栗きんとんを購入した後は下呂温泉に向かいましょう。
宿泊先は「こころをなでる静寂みやこ」さんです。
落ち着いた雰囲気の和風旅館で、紅葉が始まった庭のライトアップがきれいです。
そして、食事は飛騨牛づくし。
美味しかった~!!
3日目は下呂温泉街を散策して
郡上八幡城に向かう途中の道の駅(その名も道の駅明宝)で明宝ハムを買うついでに
レストラン明宝で明宝ハムステーキと明宝ソーセージナポリタンを食べるという明宝づくし。
TV番組で度々紹介される明宝ハムを買えて満足していたんですが、帰ってからスーパーマーケットで何と明宝ハムを発見。川上屋の栗きんとんも地元のデパートで販売されていることが併せて分かり、いつでも食べられるという安心感とご当地でしか買えないレア感がなくなるという二つの感情がせめぎあっています。
旅の締めくくりは郡上八幡城で御城印。
紅葉は終わりかけていましたが、最盛期であれば白いお城に紅葉が映えてもっときれいだったと思います。
今回は時間的にも余裕のあるスケジュールだったので、タイムスリップしたような江戸情緒溢れる町並みや温泉・料理を楽しむことがでしました。



















