こんにちは、羊毛フェルト作家「ふぇるぽっと」のみいです
今日からまた、新しいオーダーのお話を綴らせていただきます。
ー最初のメッセージー
先日、虹の橋を渡られた愛犬を羊毛フェルトで形にしてほしい——
そんなご依頼を、飼い主さまからいただきました。
最初のメッセージには、こう綴られていました。
「はじめまして。
先日亡くしました愛犬を作製していただきたいと思います。
喪失感は永遠になくならないとは思いますが、
少しでも身近に感じていたいためにお願いしたいです。」
何度読み返しても、胸がぎゅっとなるお言葉でした。
ー気高い女の子、みかんちゃんー
今回の主役はチョコタン・チワワのみかんちゃん。
大好きな旦那さまに撫でられている時、奥さまやお子さんに向かって「いいでしょー?」と言っているかのような目をしていたそうです
また、みかんちゃんは呼ばれても行きたくない時は行かない、自分の時間を大切にしていた子だったそうです。
病気になり手術をして3日間入院予定だったことがありました。しかし、術後にトイレもせず、ご飯も食べずに当日に迎え要請があったそう。飼い主さまは「そんな頑固な所もとても愛らしい子でした。」とおっしゃっていました。
メッセージのやり取りを通して、飼い主さまのみかんちゃんへの深い愛情をたくさん感じました。
みかんちゃんのお写真だけ見た時は「可愛いなぁ、のんびりした性格の子かな?」と勝手に思ったのですが、やはりみかんちゃんのことをお聞きして良かったです。
ただの可愛い子ではなく、「レディーとして扱わなくては」と思いました。
ーこれから、この子がー
「少しでも身近に感じていたい」
そのお気持ちにお応えできるよう、心を込めて制作に取り掛からせていただきました。
まだ何者でもない、まっさらな羊毛のかたまり。
これから少しずつ、ここにみかんちゃんが宿っていきます
次回は、制作の過程を——
そして胸に込めた、ある仕掛けのお話を、少しずつご紹介していきますね。

