金子みすずさんの
『わたしと小鳥とすずと』
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地面(じべた)をはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
いいな~って思っていました
最初聞いたとき。
でもね、実際とても個性的な子どもをもちますと
「みんなちがって、みんないいんだから」とは短絡的に思えないのです。
親のエゴですかね、みんなと一緒にやってほしいと思ってしまう
親自身も個性的なのを殺して
なんとかみんなと一緒に頑張ってきたんだから
お前もできるだろう、というような思いが出てしまうんです。
去年まではその気持ちが強くて
本当にやりたいことに寄り添うよりも
親の考えを押し付けることが多かったように思います
結果「あなたのためだから」が全然「あなたの為」になっていない。
今でも葛藤しつつですが、
少しずつ前進していきたいと思っています
今年は年長なので、
幼稚園の課題も盛りだくさん
そんな中で親としても成長していけたらいいなと思います。