T 201 010 001 0 5
S 200 020 100 1× 6
9:00試合開始
11:30終了
母校の夏は終わった
昨年ベスト4入りを果たした母校ナインは
1回戦から同じく昨年ベスト4入りしたS高との対戦となった
序盤から激しい攻防が繰り広げられて
均衡した試合展開が続いた
母校がヒットで加点すれば
S高もすぐに追い付いた
流れはとどまることなく行ったり来たりして
S高が逆転した時は完全に押されていたのに
9回の表に4番のヒットで見事に同点に追い付き延長に持ち込んだ時は感動した
どちらも点を取る場面は大きなチャンスだったが
好守備で大量失点を防ぐシーンも多く
ゲーム内容を引き締まったものにした
1回戦とはいえ高カードの試合に日曜ということもあって
スタンドには観客も多く
みな固唾をのんで勝敗の行く末を見届けていた
どちらが勝ってもおかしくはなかった
母校もS高も
傾きかけた流れを自分たちの手で引き寄せる場面が沢山あった
10回の裏S高の攻撃
ランナーを1塁に置いて代打を投入
幅のある体格のバッターに観客はどよめいた
8回からマウンドにあがった母校のピッチャーは
アンダースローから切れのある球を放りここまでS高打線を打ち取っていた
甘く入ってしまったのだろうか
一見センターフライかと思われた打球は
レフト方向に吹く風に乗って意外にも伸びた
アンツーカー近くまで飛んだ打球にセンターは追い付いてはいたものの
体勢が悪く捕球できなかった
それを見たランナーはすかさずホームを狙う
送球は中継をはさんでキャッチャーのもとへ
タイミングは微妙だった
ただ少しだけホームベース上からそれた送球と
スライディングする走者とが離れてしまった
タッチをしに飛び込んだキャッチャー
それをかわしてホームインした走者
歓声に湧く1塁側応援席
うずくまったままのキャッチャー
ナインの夏はそうやって終わった
せやけどお前らの人生はこれから始まるんやで
結果に結びつかなかった今までの課程を
自分の中でどう消化するかが大事
何にしても最高のゲームやった
やっぱり野球はええわぁ