168センチのスパットウェブがダンクを決める
中学生の僕には衝撃的な映像だった
野球部に所属しながら
バスケ部と一緒にマイケルジョーダンの話で
盛り上がっていた僕の中学時代に
飛び込んできたCMだった
168センチは
当時の僕よりも小さく
でも僕はリングに触れたことを喜ぶ程度
スパットウェブはダンクを決めた
それもバックダンクを
足りない分は飛べばいい
人は完璧ではないから
どこか欠落した部分があることもある
それはハンデと呼ばれることもあるかもしれない
けれど
ハンデを活かす
という前向きな考えもある
そしてそれを実践している人は実に活き活きとしているものだ
自分にあるもの
自分に欠けているものを自覚することは大切だ
そうして他のもので補っていくことで
オリジナルって生まれると思う
たとえ僕が右手を失っても
それでも表現することは続けていたい