昨日の飲み会のあとに届いてました。
ステルスじゃないマーケティングするので!理由は後述。
- コードギアス 反逆のルルーシュ R2 5.1ch Blu-ray BOX/バンダイビジュアル
- ¥31,500
- Amazon.co.jp
やったー!当日に届いたよー!(その日は飲み会終わった後に開けてそのまま寝た)
中身の描き下ろしはこんな感じ。
パッケの皇帝ルルーシュも美しいけど、インナーデジのルルーシュも美しいです…。
そしてなぜステルスじゃないマーケティングをするかと言うと、これがブックレットで読めるからです。
じゃじゃん!幻の第26話!
一瞬、R2後かと期待しましたけど、これは無印25話後の話、実質R21話目の没になった脚本です。
というかこんな大事なこと公式全然、大々的に言ってない気がするんだけど!
妄想はまた別の記事に書き散らかすとして、ギアスにどっぷりはまったことのある人なら、これ読むためだけでも買う価値ありです。
っていうか映像化しないのが惜しいくらい。
ただ、私的には、この始まりじゃなくてよかったなあとは思う。
内容がだいぶ最初からクライマックスな感じなので、重すぎるwww
R2の始まりが無印1話目を踏襲していることでものすごく鳥肌立つほど感動したし、カタルシス半端なかったので、あれ以上の始まりがあるとは思いません。
けれど、これはこういう可能性があったという話で、またそこから違うギアスが生まれてきたかもしれないと思うと、かなり面白いものになってます。
…つくづく日5でよかったなあ放送枠!www
もうひとつ、個人的には目玉だと思ってたやつ。(存在を知らなかった幻の26話のせいでかすんだが)
じゅんじゅんと谷口監督の対談!
の、一部分に激しく同意したのでそこだけ抜粋。
「声の根っこのところに、ある種の優しさがあるんですよ。」
泣いた。全私がとても静かに涙を流した。
じゅんじゅんじゃなかったら、ルルーシュはだめだったのです。
根っこの部分に、優しさがなかったら、それはルルーシュじゃなかったのです。
どれだけ悪そうな声出してても、どこか優しい。
ルルーシュの本質は優しさだと思ってる。
思ってるから、本当に、その通りで、心から悪役になりきれないところが、甘い。
それが魅力的なんですよ。そのまま悪い声だったら、矛盾も何もなくてダメだったんですよ。
きっと外部から見ると一貫しているのだけれど、ルルーシュの物語で、視聴者側は本当は全然そんなことないって分かってて。
優しさ、甘さ、そういった人間らしさ。
それが、じゅんじゅんによって補完されるからこそ、表情はそれと裏腹にもっともっと悪く描ける。
そんな素晴らしいことがあろうか。
ルルーシュの苦しそうな声は福山潤じゃないとダメだったよ。
対談でも書いてあったけど、無理して作っている声だからこそ(懸念されてるとおりそれがムリってお友達もいたけど)ルルーシュが無理している感じに聞こえる。
いつも無理してて、でもわりとR2のときはすんなりとしてて、慣れだとは思うけれど、ルルーシュも等身大になったなと思ったり。
とにもかくにも、ルルーシュを演じてくれたのがじゅんじゅんで本当によかったなと。
…このゴロー監督の言葉を受けてじゅんじゅんは、
「悔しい!収録中にその話を聞いたときは、以後『いかにして本当の悪いヤツをやるか』考えた」
とか返してるんですけどね。
悪人度が増したとしても声の根っこ、それってつまりはじゅんじゅん自身の人柄、それを変えるのは至難ですよ。
ルルーシュは最初から最後までどうしようもないくらいに優しかったです。
という、素晴らしきものがブックレットで読めますので、是非に!
ギアス好きは、持っておいて損のない一品に仕上がっておりますゆえ!
それにしても話数と年表がリンクしてるページはわかりやすくていいな。
では。