今日の銀行回りは、ちょっと遠いところ迄行ってきた。
北区太融寺にある地方銀行。
ATMで出金しようとしていたら、突然
「しばらくお待ち下さい」
「窓口またはインターフォンでお問い合わせ下さい」
のメッセージ。
通帳とキャッシュカードはATMに入ったまま。
その場を離れるのも如何なものかと思ったので、インターフォンで問い合わせた。
結果。
出金しようとした札が詰まったらしい。
直ぐに店内から行員が出てきて、説明してくれた。
処理に10~15分掛かるというので、店内で待つ事も考えたが、折角「太融寺」に来ているのだ。
銀行の道路向かいにある「太融寺」を見に行く事にした。
そう。
「太融寺」は地名であるが、その由来はこの寺。
寺の起源に
『弘仁12年(821年)にこの地に弘法大師が嵯峨天皇の勅願により、創建されました』
とあるように、由緒ある古刹だ。
今は移転してしまったが、職安や法務局の出張所へ行く時には、いつもこの寺の前を通っていた。
一度は参拝してみたい
と思いつつも通り過ぎていた私である。
今日行って、初めて知ったのだが、この寺には『淀君の墓』がある。
太閤秀吉の側室で、大阪夏の陣にて秀頼と共に自刃したあの淀君である。
※ 淀君の墓が祀られるようになった経緯や太融寺の詳細は太融寺のHP をご覧下さい。
敷地内の片隅に、そっと祠と墓碑(墓石?)があった。
平日の昼前だというのに、境内には意外と人が居た。
本堂前で手を合わせる人。
その他の堂に線香を手向ける人。
休憩している人。
それでも境内は、俗世と切り離されたかのような、静かで凛とした空気に包まれていた。
と・・・
マナーモードにしていた私の携帯電話が震えた。
件の銀行からであった。
「申し訳ございません」
「実はお通帳も詰まってしまっていたようで、処理に小1時間程掛かりそうです」
おいおい・・・。
太融寺でのんびり過ごしている訳にもいかないので(のんびりしたかったけど・笑)、他の用事を済ませに太融寺を後にした。
その20分後。
再び携帯電話が震えた。
「お待たせ致しました」
「無事、回収出来ましたので、ご足労ですが当行までお越し下さい」
運良く(?)未だ近くに居たので、件の銀行へ戻った私である。
予期せぬ事態であったが、運良く太融寺を見る事が出来たので、不幸中の幸いと言えるだろう(笑)。