- 著者: 玄侑 宗久
- タイトル: 中陰の花
2001年「芥川賞」受賞作品です。
現職僧侶が書いた作品が受賞したという事で、
当時話題になった。
当時から読みたいと思っていたのだが、
文庫になっているのを見付け、速攻「買い」(苦笑)。
通勤電車内、二日で読破。
朝からトリップさせて頂いた(爆)。
それにしても・・・
これが新人の作品なのか!?
と思わせる程の文章力!!
読者を作品世界に引きずり込む
この力は一体何なのだろうか?
勿論、舞台の中核を成す「仏教」に作者が通じている事は疑いようもない事なのだが。
「小説」ではなく、
「私小説」なのでは?
と思わせる程に現実と非現実な世界が拡がる。
流石と云うべきか。
今更ながらではあろうが、
彼の今後の活躍を期待させる1冊だと思う。
「通勤本」としてもお薦めの一冊です。