埼玉県富士見市に、ちょっと風変わりな神社があります。

 

東武東上線「ふじみ野」駅から20分ほど歩いていくと、

 

 

いきなり巨大なカエルが出迎えてくれます。

 

この土地は古くから清らかな水が湧いていた場所だったということで、こちらの「水宮神社」では雨や水を司る神様が祀られており、その象徴として多くのカエルたちの石像が並んでいます。

 

まずは、入口に「狛犬」ではなく「狛ガエル」が鎮座している手前の参道から奥へと入ってみました。

 

 

こちらの参道の中央には、

 

 

神社で行われる様々な年中行事が、可愛いカエルの絵で紹介されていました。

 

 

 

 

参道の一番奥に建てられているのは、

 

 

「魔訶山般若院六蛙堂」なるお堂。

 

 

古代から修験者(山伏)として活動していた水宮家によって、この地に「魔訶山般若院」が建立されたのは室町時代のこと。

 

当時は仏教と神道が融合した神仏習合の修験寺として多くの信仰を集め、人々の相談場所や医療機関の代わりとなり、子供たちには寺子屋として教育の場を与えることで、地元の人々の心の支えとなっていました。

 

ところが、明治時代に神仏分離令によって仏教と神道が切り離されることになると、神様は「水宮神社」として残され、共に祀られていた仏像や役行者の像は隣接する志木市の不動堂へと移されていきました。

 

それから約150年が経過した平成29年。

ようやく志木市から返還された役行者の像と不動明王像、大日如来像が、現在こちらのお堂に祀られています。

 

 

こちらに参拝する時のお賽銭は、お堂の前に立つカエルの口の中へ。

 

 

さらに、おみくじもカエルの口の中に手を入れて引きます。

 

子供が喜びそうですが、いい歳したオッサンも、こういうの結構好きです(笑)。

 

※※※※※※※※※※※※※※※

 

参道を入口まで戻り、改めて隣にある水宮神社の参道に入り直します。

 

 

 

こちらの参道の左右には、

 

 

色々な人生の格言と、それを表現したカエルの石像が数多く並んでいます。

 

 

こちらの石像は、富士見市や志木市の元市長や議員たちが寄贈したもの。

 

一つ一つの仕草が可愛らしくて、ついつい写真を撮ってしまうので、なかなか先に進めません…。

 

 

一番奥に待ち受けていたのは、

 

 

カエルの胎内くぐり。

 

 

身体の小さな子供なら喜んで潜りそうですが、図体のデカいオッサンは…やはり喜んで潜ります(笑)。

 

 

宮司さんと巫女さんの顔ハメパネルの奥に見えるのは、ちょっと変わった形の鳥居。

 

 

どことなく関所の入口を思わせる鳥居を潜り、境内へ。

 

 

こちらは水宮神社のパワースポットの一つである「御神水」。

 

カエルの形をした蛇口をひねると水が出てきて、私が訪れた時には、手水舎の代わりにこちらで手を清めるように案内されていました。

 

近くで観てみると、岩肌に点在する小さなカエルたち。

 

 

これを可愛いと見る人もいれば、ちょっと苦手…という人もいるかも。

 

 

本殿の前には、やはり「狛ガエル」が鎮座しています。

 

 

狛犬と同じように、片方が口を開き、もう片方は口を閉ざしています。

 

 

 

本殿に祀られている主祭神として、

太陽を司る「天照大御神」、

安産・子育ての神である「木花開耶姫命」、

病気回復・厄除けの「素戔嗚尊」、

必勝・健康の八幡様「誉田別命」、

縁結びと開発の神である「大国主命」、

そんなメジャーな神様たちと共に、

水の神様として知られる「罔象女神」も祀られています。

 

 

社務所で授かるお守りは、やはりカエルのお守りが一番人気。

 

その中には、

 

 

日本では絶大な知名度を誇るカエルも居ました(笑)。

 

カエルには「無事に帰る」「様々なものが返ってくる」「若返る」「体調が立ち返る」「人を迎える」など様々な御利益があるとされており、さらにカエルは前向きにジャンプすることからポジティブなパワーも授かることが出来るとされています。

 

 

 

 

顔ハメパネルも数多く置かれているので、親子連れで楽しく参拝するのも良いかもしれませんね。