【2023年3月20日】

 

「鉄道むすめ巡り2023」で阿武隈急行の2駅を巡り、再び福島駅に戻ってきました。

 

改札の外に一度出てから、10分後に改めてホームへ。

 

 
阿武隈特急の隣のホームから、今度は福島交通の飯坂線に乗ります。

 

 

通称「いい電」は、終着駅である飯坂温泉に向かう路線であるのに加えて、地元の通勤・通学の足でもあるので、1時間に2~4本は運行されています。

 

車内には、

 

 

あちらこちらに福島市の観光キャラクターである「ももりん」が居ます。

 

 

春になると地元の吾妻小富士に現れる「雪うさぎ(ウサギの形をした残雪)」がモチーフとなっていて、名前の由来は福島特産の桃とリンゴから。

 

 

サングラスをかけているのは、ライバルキャラの「ブラックももりん」。

 

ライバルキャラとしては、よくあるネーミングです(笑)。

 

 

車両と車両の間にある連結部には、飯坂温泉の暖簾が掛けられていました。

 

 

福島駅を出てから約25分で、終着駅の飯坂温泉駅に到着。

 

 

改札を出ると、ふくしま応援ポケモンであるラッキーと、継信・忠信の佐藤兄弟の看板が置かれていました。

 

 

奥州に生まれた佐藤兄弟は、平安時代末期、源義経の忠臣として「義経四天王」に数えられ、源平の戦いで活躍した武士です。

 

 

宮城県の秋保温泉・鳴子温泉と並び、奥州三名湯の一つに数えられている飯坂温泉。

 

 

日本で初めてラジウムが発見された場所でもあり、ラジウム玉子が有名。

 

 
日本各地の名所で姿が見られる松尾芭蕉さん、やはり、ここにも居ました(笑)。
 

今回、こちらを訪れた理由は、勿論、ここの「温泉むすめ」に会う為です。

 

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飯坂温泉では「温泉むすめ」を観光キャラクターとして大きく取り扱っていて、温泉街にある多くの旅館・ホテルや店舗・施設などに「温泉むすめ」のパネルやグッズが置かれています。

 

駅に置かれているレンタサイクルにも、

 

 

温泉むすめ。

 

 

 

駅前にある観光案内所の自販機は、

 

 

温泉むすめのラッピング自販機になっています。

 

 
側面には、福島県にある温泉地の温泉むすめ4名が揃っています。

 

 
飯坂温泉駅の駅舎には、
 
 
温泉むすめ「飯坂真尋」ちゃんの名前が付いた「真尋ちゃん神社」があります。
 

 

2021年、元々ATMが置かれていたスペースを有効利用して設けられました。

 

 

祭壇には、宮司さんVerと巫女さんverの真尋ちゃんパネルが置かれています。

 

 

 

ちゃんと賽銭箱に小銭を投入して参拝を終えてから、駅向かいにある観光案内所に向かいます。

 

 

中に入った途端、3人の飯坂真尋さんがお出迎え。

 

 

空手部に所属していて、勇ましく姉御肌な性格の真尋さん。

 

アルバイトも積極的に行なっていて、温泉街のあちらこちらで様々な服装の真尋さんに会う事が出来ます。

 

 

制服の上に半被を羽織った『通常ver』。

 

浴衣姿で踊る「音頭ver」。

 

 

地酒の摺上川を手にした「摺上川ver」。

 

通常verには直筆サインも入っています。

 

 

脚にサインが書いてあると、写真を撮る時に少し躊躇いが‥(笑)。

 

 

その他にも、レトロワンピース姿や、

 

 

演奏家姿、パジャマ姿の真尋さんが居ました。

 

 

観光案内所の一角を占める「祭壇」には、飯坂温泉を訪れた温泉むすめファン(通称ぽか旦那、ぽか女将)によって寄贈された全国各地の温泉むすめグッズの数々が所狭しと展示されています。

 

 

 

これを見るだけで、いかに飯坂温泉の集客に貢献しているのか、よく分かる気がしますね。

 

 

飯坂温泉駅に戻ると、駅舎内にある青果店「フレッシュみよし」にもパネルを発見。

 

 

「フルーツ真尋ちゃんver」の笑顔に見送られて、飯坂温泉を後にしました。

 

今になって思い返すと、駅のすぐ近くに共同浴場があったので、入浴しておけば良かった…と少し後悔しております。