【2014年1月23日】
今年初めての近畿遠征で、大阪府にある一之宮を2社参拝。
次は「鉄道むすめ巡り2023」のスタンプを収集するため、貝塚市にある貝塚駅へ。
ここから水間鉄道に乗り、終点の水間観音駅を目指します。
まずは貝塚駅の掲示板に貼られたチェックポイントから、一つ目のデジタルスタンプを獲得。
過去にも2度、鉄道むすめ巡りで訪れてきた水間鉄道。
しかし、これまでは終点の水間観音駅にスタンプが置かれていたので、始発点である貝塚駅で獲得するのは初めてですね。
水間鉄道の鉄道むすめ「水間みつま」ちゃんのモノカラー版スタンプです。
貝塚駅から約5.5km、たった15分の短い電車旅で水間観音駅に到着。
乗って、座って、目をつぶって、寝ようとしていたら、もう到着(笑)。
チェックポイントのポスターは、改札の内側にありました。
このまま改札の外に出ないで引き返す事も出来たのですが、私の旅にしては珍しく時間が余っていたので、過去2回の訪駅時には行けなかった水間観音まで足を伸ばしてみました。
天気も良いので、普段の運動不足を少しでも解消するため、のんびり散歩。
5分ほど歩いていくと、
「水間観音」として知られる水間寺の入口です。
奈良時代、聖武天皇の勅願によって行基が開いたとされる水間寺。
病気の床に伏した聖武天皇の夢枕に立ったとされる観音菩薩を追い求め、行基が辿り着いたのが二つの川が交わる「水間」の地でした。
観音菩薩の化身である童子に導かれ、滝へと辿り着いた行基は、そこで出会った仙人から観音菩薩像を授けられます。
その観音様のおかげで病が全快した聖武天皇は、この像を水間に祀るように命じました。
それが水間寺(水間観音)の始まり。
その滝は「聖観世音出現の滝」として、この地で一番のパワースポットとされています。
パワースポットであるのは良いのですが、
こうやって大きな文字で書かれると、何だか安っぽく感じちゃいますね(笑)。
戦国時代、豊臣秀吉による紀州征伐が行われた時に本堂が焼失。
現在の本堂は江戸時代に岸和田藩主によって再建されたもので、貝塚市の有形文化財に指定されています。
その脇に立つ立派な三重塔は、大阪で唯一、江戸時代に建てられたもの。
元々は多宝塔でしたが、戦国時代の戦禍で焼失。
江戸時代に三重塔として再建されましたが、今度は火災で焼失。
現在残っているのは、江戸時代に再び建て直されたものです。
こちらも本堂と同じく、貝塚市の文化財に指定されています。