【2023年12月3日】
全国各地の鉄道を巡り、各鉄道で働く職員をモチーフとしたキャラクター『鉄道むすめ』のデジタルスタンプを集めていくスタンプラリー「全国鉄道むすめ巡り2023」。
2023年最後の「鉄むす巡り」は、栃木県と福島県を跨いで走る「野岩鉄道」に乗ってきました。
栃木県と福島県の旧国名である「下野国」と「岩代国」から一文字ずつ取った「野岩」が鉄道名の由来。
「のいわ」ではなく、「やがんてつどう」。
東京・埼玉・栃木を走る東武鉄道と、福島県を走る会津鉄道に挟まれた約31km、9駅だけの短い路線です。
埼玉県の春日部駅を始発とする東武鉄道の特急電車に乗ると、そのまま乗り換え無しで野岩鉄道に接続。
栃木の「鬼怒川温泉駅」を通過したあたりから市街地から離れ、窓の外にある景色は山と森と川ばかりになりました。
東武鉄道内の観光地である「鬼怒川温泉」や「東武ワールドスクウェア」で大半の乗客は降りてしまったので、野岩鉄道に入る頃には一車両に数人程度の状況に。
いつも通り、窓の外の景色をポ~ッと眺めながら過ごしていると、
一見すると「上三依塩原温泉」という温泉地があるように感じますが、実際は「塩原温泉」に向かう玄関口となる「上三依(地名)」の駅です。
駅前からは塩原温泉郷に向かう路線バスが出ていて、山を一つ抜けるトンネルを通過した先にある温泉郷までは約20分ほど。
温泉地へのアクセス駅としては、飾り気の少ないコンクリート造りの駅舎。
というか、温泉郷は山一つ越えた向こう側なので、
駅の周りを見ても、温泉の近くという感じが全くしません(笑)。
ここにも居ました。
塩原温泉の温泉むすめ「塩原八弥」さん。
ちょうど次の電車が来るまで1時間半ほど空いている時間帯だったので、たっぷり時間を掛けてパネル撮影。
もちろん、この駅を訪れた目的である「鉄道むすめ」のスタンプを獲得するためのチェックポイントも忘れていません。
改札とホームを繋ぐ通路の壁に貼られていました。
スマホアプリで二次元コードを読み込んで、
温泉むすめ「八汐みより」さんのスタンプをゲット。
野岩鉄道の駅務係を務める、明朗活発な元気娘です。
名前の「みより」が、ここの駅名である「上三依(かみみより)」が由来である事は言うまでもありません。
有り余るほどに電車の待ち時間があるので、駅の周囲をウロウロ徘徊。
上に突き出している三角とんがり屋根が特徴的な駅舎は、「関東の駅百選」の一つに選ばれています。
三角とんがり屋根は駅舎の中から見上げる事が可能で、真下に立つと「ピラミッドパワー」の恩恵を受けるパワースポット…らしいです。
あんまり綺麗じゃないなぁ…(笑)。
(野岩鉄道-②に続く)