【2023年9月2日】
8月末の週末は2週連続で競馬しかしなかったので、9月最初の週末は遠出する事にしました。
目的地は、かつて越後国の一之宮だった「弥彦神社」。
現在の新潟県にある神社に向かって、いつも通り、埼玉・大宮駅から出発です。
この日の上越新幹線は、朝早めの便から混雑気味。
浦和レッズが新潟でのアウェーゲームに臨む日とあって、朝からサポーターが大移動する事は分かっていたのですが、それとは明らかに雰囲気の異なる女性達も大勢、新幹線ホームに列をなしていました。
調べてみると、なにわ男子の全国ツアーが、ちょうど新潟で開催される日。
浦和サポとジャニーズファンがWで大移動したら、もう新幹線なんて簡単に埋まってしまいます(笑)。
それでも何とか指定席を確保して、
新潟県の燕三条駅へ。
刃物と食器とラーメンの町、燕三条。
駅名は燕三条ですが、正確には燕市と三条市。
そして、燕市の方のPR隊長(隊鳥)が…つば九郎なんですね(笑)。
駅構内のショーケースに並ぶ特産品の数々。
ここから在来線の弥彦線に乗り換え。
Ⅰ時間に1本しか来ない電車ですが、それに合わせた時刻の新幹線に乗ってきたので、スムーズに接続できました。
いかにも新潟らしい田園風景が流れていく車窓を眺めながら、約30分。
終点の弥彦駅に到着。
駅に降りた途端、もう神社の敷地が始まったかのような錯覚が。
弥彦神社の本殿を模している駅舎は、大正5年に建てられたもの。
駅には珍しく、手水舎まであります。
これは駅に入る前に手を清めるのか、それとも駅から神社へと向かう前に清めるのか…。
こうやって写真を見返してみると、明らかに山に向かって上り坂になっているのは一目瞭然なんですけどね(笑)。
お土産店や飲食店などが立ち並ぶ道を黙々と歩く事、約15分。
弥彦(彌彦)神社に到着です。
創建されてから2000年以上を誇り、万葉集の歌にも詠まれた由緒正しい古社に相応しい、立派な「一の鳥居」が出迎えてくれました。
高さ8.4メートルに掲げられている額を見上げながら撮影して、
視線を鳥居の根元に移すと、
三本ある脚部の一つが、ちょっとだけ地面から浮いています。
これは雪国ならではの工夫で、地面に溜まる雪や雨に触れないようにして、木製の柱が腐るのを防いでいます。
こんな大きな鳥居なので、根本が腐ってバランスが崩れたら、何かの拍子に倒れてしまう事もありますからね。
そんな鳥居を潜り、中に一歩踏み入れた途端、もう別世界。
新潟県随一のパワースポットと呼ばれている境内へと向かいます。
(弥彦神社②に続く)