【2023年8月12日】
 
宮城県の仙台駅から路線バスで30分ほどの場所にあるのが、宮城を代表する温泉の一つである秋保温泉郷。
 
古代から続く長い歴史を誇り、天皇家や歴代の権力者に愛されてきた名湯です。
 
現在も仙台の市街地からも近く、宮城県で一番多い宿泊客が訪れる観光地として知られています。
 
その温泉街の入口となる場所に建っているのが、観光案内所の「秋保・里センター」。

 

 

自動ドアの横に立っているのは、宮城県の観光PRキャラクター「むすび丸」。

 

 

中に入ると、まず秋保温泉の観光案内所があり、その奥には大きな展示スペースが広がっています。

 

 

有名な「七夕まつり」の飾りが吊り下がっている間を進んでいくと、

 

 

駅の改札を模した展示物がありました。

 

 

大正から昭和にかけて、この地には秋保電鉄という鉄道が通っていて、秋保温泉への観光客や近辺で採れた鉱石を運んでいました。

 

 

 

そんな展示物の中に立っていたのが、

 

 

秋保温泉の温泉むすめ「秋保那菜子」さん。

 

 
見るからに漂ってくるヒロイン感、というか、朝ドラ主人公感。
 
スカートがひらりと舞い上がる感じが…何とも絶妙です(笑)。

 

 

ちよっと引っ込み思案な東北の田舎娘ながら、とても気配りの出来る癒しの存在という那菜子さん。

 

 

特技は料理・裁縫・掃除で、趣味はぬか漬け作りという家庭的な女の子です。

 

しかし、胸元に書かれている直筆サインは…

 

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控えめな性格とは思えない大胆な字体と大きさ(笑)。

 

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足元には、声優を務める高橋花林さんのサインとメッセージが書かれています。

 

 

 

建物の外に出てみると、

 

 

テントの下に足湯がありました。

 

秋保温泉郷にある宿の温泉を日替わりで使っているようで、この日は緑水亭の「緑水の湯」。

 

その名の通り、ちょっと黄緑がかった色の湯です。

 

 

さっそく、入湯。

 

 

足湯の中には温度が高くて長く入っていられないところもありますが、ここは丁度良い温度で、のんびり入っていられる心地良さでした。

 

思わず時を忘れ、ボーっと座り込んでいたのですが、ふと気付くと帰りのバスが来るまで10分足らず。

 

慌てて立ち上がり、タオルで足を拭ったものの、まだ湿っている足では上手く靴下が穿けず。 

 

仕方なく、裸足で靴を履くと、急ぎ足でバス停へと向かいます。

 

やっぱり、もう少し心と時間に余裕のある旅をしないといけませんね…。