【2023年8月6日】

 

8月最初の「鉄道むすめ巡り」は、前回と同じ伊豆半島への旅。

 

前回は伊豆半島の西側を走る伊豆箱根鉄道でしたが、今回は半島の東側を南下していく伊豆急行、通称伊豆急の鉄道むすめに会いにいきます。

 

まずは、東京駅から東海道新幹線に乗車。

 

 

この日は在来線のJR東海道線が事故で運休・運行遅延が生じ、伊豆方面に向かう特急「踊り子」なども運休。

 

新幹線に切り替えた人も多かったようで、指定席は軒並み満席だったようです。

 

その一方で、私が乗った自由席は乗車率6割くらい。

 

やはり家族連れや複数人で旅をする人々は、座れるかどうか確実ではない自由席よりも、ちゃんと席が確保できる指定席を選ぶようですね。

 

 

新幹線で向かったのは、静岡県の熱海駅。

 

 

ここから在来線に乗り換え、伊豆半島へと向かいます。

 

JR伊東線のホームに停車していたのは、

 

 

伊豆急行の「黒船電車」。

 

JR伊東線と伊豆急行は直結しているので、これで終点の伊豆急下田まで一本です。

 

 
一見すると有料の特急電車のように見えますが、特急料金なしで乗れる普通列車で、しかも各駅停車。

 

車内に入ってみると、

 

 

大きな窓に向かって横並びになったソファ型座席。

 

上り電車、下り電車共に、海が見える方向に設計されています。

 

無料で乗れる電車で、この座席は嬉しいですね。

 

 

熱海駅を出てから10分くらいは雨に降られ、窓の外も曇っていたのですが、

 

 

次第に天候が回復すると、窓の外には伊豆の海景色が広がりました。

 

 

電車と海の間を遮るものはなく、手を伸ばせば届きそうなほどに近く感じます。

 

 

 

伊豆半島は有名な熱海、修善寺、下田をはじめ、数多くの温泉地が点在する温泉天国。

 

車窓の景色が温泉街に移ると、あちらこちらで煙をあげる湯元が見えます。

 

 

約1時間程度の電車旅も、窓の景色を楽しんでいるうちに、ほとんど飽きる事なく過ぎていきました。

 

 

終点の伊豆急下田駅に到着。

 

過去の「鉄道むすめ巡り」では途中駅の伊豆高原駅にスタンプが置かれてきたので、終点まで乗ってきたのは初めてです。

 

 

大きな荷物を抱え、おそらく下田温泉に宿泊するであろう人々に混じって、軽装で日帰りの私も出口に向かいます。

 

 
下田関所を模した出口を出て、さて鉄道むすめのチェックポイントはどこに…と探してみましたが、全く周りに見つからず。
 
ちょっと不安になりながら、ウロウロと歩き回ってみると、
 

 

多くの人が行きかう駅のせいか、ホームからの出口とホームに入る入口は別になっているんですね。

 

鉄道むすめのチェックポイントは、こちらの入口の脇にありました。

 

 

コロナ禍の状況だった2021年以来、2年ぶりに会う「城ケ崎なみ」さん。

 

 

伊豆の桜とスタンプラリーを愛する、伊豆急行の車掌さんです。

 

チェックポイントの二次元コードをスキャンして、

 

 

まずは1つ目のスタンプを獲得。

 

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帰り道は、普通の各駅停車。

 

途中下車したのは、

 

 

過去の「鉄道むすめ巡り」で何回か降り立ってきた伊豆高原駅。

 

 

改札を出ると、すぐ横に立っているのは大きなテディベア。

 

 

女性や親子連れが並んで記念写真を撮るフォトスポットになっていました。

 

駅から歩いて10分くらいの場所に、日本に2か所しかないテディベアミュージアムがあります。

 

鉄道むすめのチェックポイントがあるのは、レンタサイクルのカウンター横。

 

 

改札の方から歩いていくと、城ケ崎なみさんの姿は見えても、肝心のチェックポイントが見えず…。

 

 

柱の裏側に隠れていました。

 

 

カラー版のスタンプを獲得です。

 

 

そろそろ全体の半分に達するところまで来ましたが、東日本の近場中心を巡ってきたので、これから西日本を巡っていくのは大変そうです…。