(氷川神社②の続き)

 

 

 

 

武蔵国一之宮である氷川神社に参拝。

 

 

氷川神社の特徴的な絵馬といえば、

 

 

ふくろ絵馬。

 

絵馬型の紙に願い事を書いてから、巾着の中に入れて奉納します。

 

 

選択できる全10色のカラフルな巾着が並ぶ景色は、いわゆる「映え」スポット。

 

 

巾着に納める事には何か深い意味が…と思いますが、実は絵馬に書かれた名前や住所、願い事などの個人情報を保護する為という、非常に現実的な理由でした(笑)。

 

もちろん、通常の絵馬もあります。

 

 

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拝殿に参拝した後、東側の門から出た先にあるのが、摂社の「門客人神社」と末社の「御嶽神社」。

 

 

同じような外見の二社が、並んで建っています。

 

 

私が訪れた時、ちょうど列が短かった御嶽神社から先に参拝。

 

 

本殿にも祀られている大己貴命と、一緒に全国を巡って「国造り」に励んだ少彦名命が祀られています。

 

その隣に建つ「門客人神社」に祀られているのは、本殿に祀られている稲田姫命の両親である足摩乳命と手摩乳命。

 

 

この社は元々、地元の神様である荒脛巾神(アラハバキ)を祀った荒脛巾神社と呼ばれていて、現在の主祭神である須佐之男命と稲田姫命が出雲から移ってくる前から地元に根を下ろす先住神だと伝わっています。

 

初詣は、普段生活している地元の神様を訪れるのが良いとされているので、本殿に参拝した後、こちらにも参拝する方が良いのでは。

 

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帰り道、神池の中にある島に祀られている宗像神社にも参拝。

 

 

 

祀られているのは水の神、航海の神として知られる宗像三女神。

 

 

いわゆる「海無し県」である埼玉で水の神様…?という違和感は感じますが、元々、この辺りは江戸時代まで広大な沼地でした。

 

更に、弥生時代の頃までは、この辺りまで海岸線が侵食していて東京湾と繋がっていたそうで、近くで貝塚も見つかっているそうです。

 

海運だけでなく、交通安全の御利益もあるので、海と縁遠い生活をしている私も参拝させて頂きました。

 

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参拝の帰り道(往路でも良いけど)に立ち寄りたくなるのは、参道脇にある「氷川だんご」。

 

 

名物の焼きだんごや揚げ饅頭など様々なメニューがある人気店。

 

イートインスペースもありますが、いつ行っても満席になっている気がします。

 

 

私が子供の頃から初詣の帰り道に買っていくのは、ふっくら蒸し上がった酒まんじゅう。

 

今回も買ったのですが、鳥居を出る前に我慢出来なくなって食べてしまいました。

 

ついでに、写真も撮り忘れました(笑)。