関東地方の「一之宮」を巡る、日帰り旅シリーズ。

 

武蔵国、下野国、常陸国、相模国と巡ってきて、今回は現在の群馬県にあたる「上野国」。

 

新幹線に乗り、群馬の高崎に向かったのは、今年の4月半ばの事でした。

 

 

ここ最近は何度も顔を見ている「ぐんまちゃん&高崎だるま」に御挨拶してから、上州電鉄に乗り換えます。

 

 

JRの高崎駅は頻繁に訪れていますが、上州電鉄に乗るのは…いつ以来でしょうか?

 

もしかしたら、2017年の「おまグン」スタンプラリー以来かも。

 

 

「富岡しるく」ちゃんと会うのも久しぶり。

 

 

ぐんまちゃん列車にて、今回の目的地「上州一之宮」に向かいます。

 

 

車体ラッピングと車内は、「ぐんまちゃん」と「富岡しるく」で占められています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこにいても、常に「ぐんまちゃん」に見つめられている気分です(笑)。

 

高崎駅を出てから約45分。

 

 

上州(上野国)の一之宮がある最寄り駅として、非常に判りやすい駅名。

 

上州が「JOSHU」じゃなくて「ŌSHŪ」なのは、なぜだろう?

隣の「上州七日市」も同じだから、単なる書き間違いではないよなぁ…

 

と思ったら、逆の隣駅「神農原」も頭文字「K」が無い。

単純に「J」が摩耗して消えちゃっただけなのかな?

 

 

駅の入り口のローマ字表記は、ちゃんと「JOSHU」になっていました。

 

そんな細かい事を考えながら駅を離れ、ぶらりぶらりと歩いていくと、

 

 

10分も歩かないうちに、上州一之宮の貫前神社に到着しました。

 

 

ここから先は、緩やかな角度ながら、そこそこ長めの坂道。

 

 

まあ、この程度の坂道だけなら大した事ないか…。

 

 

と思っていたら、視線の先に…。

 

 

勘弁してください(笑)。

 

 

ああっ、膝が…腰が…。

 

毎度の事ながら、石段を一段上がるたびに、額から滴り落ちる生温かい汗…。

 

そろそろ真剣にダイエットも考えないと駄目かも…。

 

そんな事を考えながら、独りぼっちで愚痴と弱音を吐きながら石段を上がっていきます。

 

 

やっと大鳥居に辿り着いた時には、もう息は絶え絶え、背中は汗でベチョベチョ。

 

こういう状態になると、「もう石段は上るもんか~」と強く思います。

 

しかし、帰り道は下るだけで楽なので、結局「また神社に来たいな」になります(笑)。

 

 

総門の前に立っている巨大な灯籠は、市の重要文化財にもなっている「貫前神社唐銅製燈籠」。

 

江戸時代の西暦1866年、特産である養蚕や生糸生産の繁栄興隆を願って、県内各地の養蚕農家や生糸商人、さらに東京や横浜の生糸関係者からも献金を募って作られたものです。

 

 

 

入り口となる総門を抜けていくと、

 

 

すぐ正面の眼下に、社殿が見えてきます。

 

…眼下に?

 

 

今度は下りの階段!

 

ここは鳥居よりも本殿が低い場所にある、「下り宮」という全国的にも珍しい形の神社。

日本三大下り宮の一つにも数えられています。

 

ここまで額に汗して登ってきた高さを、そのまま下ります。

 

これなら、さっきの上り坂と階段、要らなかったじゃん(笑)。

 

というか、今回は帰り道が上り坂なのか…。

 

 

(一之宮貫前神社②に続く)/