2018年9月16日。
静岡県富士宮市にある大石寺の五重塔を観に行ってきました。
ところが、デジカメのメモリーカードにエラーが起き、旅の前半部分の写真がポッカリ消失。
残っている写真は、五重塔を写した5枚のみという困った状況です。
富士宮駅から写し始め、結構な枚数の写真を撮ったのに…。
という事で、いきなり塔の前からスタートです。
JR身延線の富士宮駅からタクシーに乗り、15分くらい。
日蓮正宗の総本山として多くの宗徒が訪れる大石寺の奥に、国の重要文化財に指定されている五重塔が建っています。
周りの人影もない木々の間を抜け、石段を上がると、
鮮やかな朱色の、高さ約33メートルの五重塔が。
江戸時代、全国の信徒から寄付された浄財と、德川六代将軍である家宣の夫人、天英院の援助によって建てられた塔。
昭和42年に大修復が行われたので、だいぶ新しくて良い状態の建築物です。
交通の便が少ないのに加え、ほぼ観光地化されていない寺院なので、観光客っぽい人間は、おそらく私一人くらい。
熱心な宗徒の方々が集う寺院の中、カメラ片手にウロウロするのは、ちょっと肩身が狭かったですね。
もしかして、カメラのデータが消えてしまったのは、何か失礼な振る舞いがあって、仏様からのバチが当たったのかしら…。