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広島県に旅行して、楽しみにしていた現地グルメといえば、やはり「お好み焼き」。
もう一つの名物であるカキは、私は全く食べられないので、「お好み焼き」一択です。
我が家の近くに手ごろな店がないのに加え、外食で「お好み焼き」を食べるという習慣がない為、店で食べるのは年に数回ほど。
しかも、その大半は、具と記事を混ぜ込んで焼くタイプの「関西風」なので、「広島風」を食べる事は数年に一度あるかどうか。
しかし、その数少ない機会で食べた時に、かなり美味しかった記憶が残っていたので、今回は絶対に本場モノを食べようと、行きの飛行機の中から心待ちにしていました。
本当は広島の街の中にある店で食べてみたかったのですが、その先のスケジュールの都合もあったので、広島駅の駅ビルASSEの2階にある、御好み焼き屋が数軒並んでいるエリアへと向かいました。
一人客という事で、大きな鉄板が目の前にあるカウンター席へ。
様々な具材の組み合わせが並ぶメニューに目移りしてしまいますが、ここは「初心者」らしく、シンプルな「肉玉」を注文しました。
すぐ目の前で焼かれていく、お好み焼き。
次に焼かれているのは、自分の分かなぁ・・・と思いながら、ワクワクして待っていると、全く違う客の分だったりして(笑)。
薄く延ばした生地の上に野菜や焼きそば等の具材が山盛りに盛られ、焼きあがったところに別の生地を乗せて挟み込む形で出来上がり。
広島の人は「広島風」と呼ばれるのを嫌うそうですが、確かに、作り方からして「関西風」とは全くの別モノ。
名前は同じ「お好み焼き」でも、それぞれ別の食べ物と考えるべきですね。
そんな事を考えているうちに、いよいよ私の前にも・・・
う、美味そうじゃ・・・。
お好み焼きはヘラで食べるのが正しい流儀なのか、と勝手に思い込んでいたのですが、少なくとも私が見た限りでは誰一人としてヘラで食べていなかったので、素直に箸で食べました。
何事も、初心者は素直が一番です。
「お好み焼き初心者」ゆえに、味について大した事は語れませんが、間違いなく言えるのは・・・
美味しかった。
そんなの、子供でも言える感想だな(笑)。
生地と具材を一緒に味わう「関西風」と比べると、シャキシャキのキャベツ、パリパリの麺といった具材の味をダイレクトに感じますね。
これまでも日本各地で色々なものをたべてきましたが、後から思い返して「もう一度食べたいな~」と思うのは、変に観光用グルメになっているモノよりも、こういう地元に親しまれている味なんですよね。
という訳で、もう一度食べたくなった私は、帰り道の広島空港でも、