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徳島の旅、2日目の午後は、徳島駅からバスに乗って、隣の小松島市へ。







時は平安時代末期。
皆様ご存知、源氏と平氏による「源平の合戦」が繰り広げられていた時の事。


源氏軍に攻め込まれ、本拠地だった京都を脱出した平氏は、讃岐国の屋島(現在の香川県高松市)に逃れ、そこで再起を図る為の陣を張りました。


それを追撃してきたのが、源義経率いる源氏軍。
摂津(現在の大阪)から船出すると、嵐で荒れ狂う海を越え、阿波国の勝浦(現在の小松島市)に上陸を果たします。


そして、屋島への奇襲に向かう前に、この地にある旗山の頂上に源氏の白旗を掲げて、全軍の士気を高めたという伝説が残っています。


今回、その旗山を訪れてきました。



畑や住宅の並ぶ平地の中に、そこだけポコッと突き出た感じの小山がありました。
標高20メートルなので、山というより、ちょっと小高い丘ですね。




現在、旗山の頂上付近には3つの神社が建っています。
その中の「八幡神社」が、今回の目的地。





鳥居の下から石段を上がり、その上にある神社の本殿の前を通り、奥へと進んでいくと・・・



見えてきたのは、巨大で勇壮な騎馬像。


これこそ、日本最大の騎馬像と言われる源義経騎馬像です。
その高さは、6.7メートル。


どのくらい大きいのか、私自身が像の前に立って比べてみました。





一応、私も身長180センチ以上ありますが、まさに「足元にも及ばず」。





天に向けて弓を突き上げる雄々しい姿からは、今にも鬨の声が聞こえてきそう。





義経といえば、女性説が流れるほどの美少年のイメージですが、これは勇壮な武将の顔つきです。


まあ、あんまり少女漫画チックな甘いマスクの銅像なんて見た事がないので(笑)、これが当たり前であり、史実に近いんでしょうね。




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