世界中を旅しながら
筆で世界の人々と交流したい
遊筆画旅人 Kei です。http://tabi-iki.com/
本日もご覧くださり
ありがとうございます。(*^^*)
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皆さんは自撮りは好きですか?
海外に行って
自撮りが大好き、
いえ、好きを通り越して
その写真後でどうするの?
というくらい熱心に撮る国の人に遭遇すると
唖然とします!
外国人が珍しいから一緒に撮って!
というのはよくありますが
私のスマホで撮ったその写メを欲しがったりしません。
でもインドでは自分でも他人でも外人でも
とにかく彼らのスマホで自撮りするのが流行みたいで、
その熱心さには(@ ̄□ ̄@;)!!。
線路で自撮りに夢中になっていてひかれた、
なんて話も聞くくらいです。
又、世界的に有名なユーチューバーも
いいね!をたくさん欲しいが為に
敢えて危険な崖や山に登って滑落した、
なんて話も聞きます。
自撮りにはどんな魅力があるのでしょうか?
私ははっきり言って自撮りはニガテですが。"(-""-)"
自撮りが好きなのって
「ナルシストなんだろうか」
「よっぽど自分に自信があるのね」
と以前は思っていました。
ですが
どうやらそれだけではなさそう、
というのが最近わかってきたのです。
(↑森村泰昌という人の
名画を真似したポートレート!仮装してまでの自撮り!)
あるセルフィーに関する講座を受けたのですが
司会二人のうち一人は
子供のころから鏡で自分を観るのが大好き!
という根っからの自分が大好きな人でした。
他人がどう思うかなんて全く気にしてなくて
ただ自分を撮って喜んでいるという
私には理解不能なお方。( ;∀;)
でもその人の撮るセルフィーは
本当に美しくて
カメラマンが撮ったかのように
アート!
自慢とかそんなことは微塵も感じなくて
ただ素敵だな、と思うばかりなのです。
その人曰く、
撮影するときは自分を自分と思わず、物を一緒、
単なる被写体と思って撮影しているとか!
もう一人の女性も、
投稿する度必ずセルフィー写真が入っているから
昔から自撮りが好きだったのかと
思えば意外にもそうではなくて、
ある時から
「これは自分を見つめる、
自分を第3者目線で捉えるのには
とてもいい訓練だと思って始めた」
と話してくれました。
そうと聞いてなるほど!
自己表現だけのツールとしてだけでなく
「自分を知る」ために使う。
それが結局は
「自尊心も高めることにつながる」
みたいですね。
自尊感情とは、
能力、実績、評価のように他者と比較したり条件を付ける
自己肯定感とはかなり違って、自分ひとりで完結する感覚。
そして投稿に載せる1枚の写真の裏では
その1枚の為に半時間もかけたり
沢山撮っては選んで捨てているそうです。
光の加減や綺麗に映る角度なんかも意識して。
自撮りに慣れてくると
1枚のポートレートに
自分のその時の気持ちや
体調のコンディションまでも映り込むのがわかるようになり
顔だけでなく全身の筋肉を意識するとか
体の水分の量や排せつにまで気を配っているそうです!
どの角度が綺麗に見えるとか
そういうことを気にする人は多いと思いますが
筋肉や体調まで意識するとは驚きでした。
又、それだけでなく
セルフィーをやっていると
自分という器のパーツ、
耳、指先や腕がどんな形をしているかとか
細部にまで目がいくようになったり
動画で自分を撮って第3者として観ると
普段はわかっていない自分の動きや姿勢
体の癖までわかっていいそうです。
自撮り、奥深いな~
と思いました。(*'▽')
自分はこんな人です!と
自己アピール=
外側に示すために使うことばかりだと
考えていましたが
自己表現だけでなく
自分を理解するために使う、
意外な使い方に
ちょっと真似してやってみようかな、
なんて気になりました。
皆さんは自分という素材の写真を
撮ったことはありますか?
他人を撮ろうとすると
モデルはこちらの意思を
100%くみ取って動いてはくれませんが
自分がモデルだと
そこは一番理解してくれるので
撮りやすいそうですよ・・
自分を「細部まで繊細に表現したい!」
という思いに
アーティストってすごいなと
感嘆しきりの時間でした。