世界中を旅しながら
筆で世界の人々と交流したい
遊筆画旅人 Kei です。http://tabi-iki.com/
本日もご覧くださり
ありがとうございます。(*^^*)
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このところ蝶のシンボルが目につきます。
蝶は「変化」「変容」の象徴とも言われますね。
世界各地、総じて幸運の意味で捉えられるようです。
そんな中
きっと気に入るよ!と言われて
こちらのDVDを観ました。↓
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この2004年の映画。
ストーリーにはモデルがいます。
6歳で余命わずかと宣告された男の子が
死ぬ前にどうしても自分で「青い蝶:モルフォ」を
捕まえたいと、車いす生活にもかかわらず
昆虫学者に頼み込んで
メキシコのジャングルまで連れて行ってもらい
帰国後不思議なことに手術してもどうにもならなかった
脳腫瘍が消えてなくなっていたという
本当にあったストーリーを
元に製作されたそうです。
映画の舞台はコスタ・リカでしたが
メキシコに劣らぬほど
そのジャングルには多種多様な昆虫・動物がいて
お話だけでなく映し出される大自然の映像にも
感動しました(^O^)
で、
この映画で思い出したのですが
”珍しい蝶”と言えば
わざわざ中南米まで行かなくても
楽しめる場所があります。
それはお隣の台湾!
知る人ぞ知る「蝶パラダイス」です。
台湾は複数の気候帯にまたがっていて
北回帰線より以南は熱帯となります。
そんな気候が幸いして
あの九州より一回り大きい島に
400種類を超える蝶が生息しているそうです。
(日本は250種ほど)
その内10%は台湾固有種というから
ビックリしませんか?
日本の街中で見られる蝶は
アゲハかモンシロチョウくらい。
美しい蝶は山間部にいかないと
お目にかかれません。
ですが台湾では巷でもカラフルな
いろんな蝶を見ることができますし
都市部でも車で30分も走れば
自然がいっぱいなので
珍しい蝶だって見つけることができます。
特に有名なのは
高雄市美濃区には「黄蝶翠谷」と呼ばれる渓谷があり
春から夏にかけて、黄色いチョウが谷あいを埋め尽くす
そうです。(観光で行くのは不便かも)
また
ルリマダラ(紫斑蝶)という蝶の
珍しい行動(生態現象)も興味深いです!
なんと冬季になると全島に生息していた
仲間たちが、暖かい南部で越冬するために
集団で過ごすのです!
(羽の外側は茶色で内側は綺麗なブルー)
世界でもこの現象を起こすのは
メキシコのオオカバマダラとこの台湾の蝶だけとか。
蝶が乱舞する様は幻想的でしょうね。
(蝶キライの人には地獄かもしれませんが)
と、まあこの様に
台湾はB級グルメ、ショッピング、夜市
寺廟、九份等観光地だけでなく
植物、鳥、蝶・・と
自然を身近に感じることができるので
おススメです。
コロナが収まったら是非
Go to TAIWAN!
(蝶のように軽やかに時代の風にのっていきましょう!)
蝶を愛する人のことをオーレリアン(Aurelian)
と言うそうです。
(ギリシャ語で黄金を意味し、
金色の蛹にたとえられ、
広い意味で蝶を愛する人たちのこと)