世界中を旅しながら
筆文字で世界の人を喜ばせたい
遊筆旅人 Kei です。http://tabi-iki.com/
本日もご覧くださり
ありがとうございます。(*^^*)
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私は旅先で地層や洞窟を
見たりするのも好きなのですが
昨日はNHKスペシャル
を見ました(再放送)
中国貴州省にある世界最大規模の
大洞窟を探検した映像です!
(場所は赤線で囲まれたこのあたり↓)
(以下全ての画像お借りしています)
その洞窟は現地少数民族=苗(ミャオ)族では
昔から「龍の巣」と呼ばれているそうです。
一般人の立ち入りは認められておらず
NHKは特別な許可を得ての取材でした。
地質学者を含め約30人のグループで
真っ暗な洞窟に挑みます。
本当に真っ暗!
なぜならその未知の洞窟は
大きすぎて懐中電灯で照らしても
光が壁まで届かない!
だから
数メートル先はもう
全く見えない世界なのです。
ベテラン探検者でも迷子になるくらい。
(↑明るい所にグループが立っています)
探検者が語っていましたが
「これは黄泉の国だわ!」
と言うのが納得。
巨大岩がゴロゴロする中を
突き当りまで難儀しながら進み
そこから内部の大きさを把握
していきました。
そしてさすが現代の機械は凄い!
見えない世界も機器によって検知、
CG化され
内部の様子がわかったのです!
その大きさは秋芳洞がすっぽり入る
東京ドーム8個分の大きさと言いますから
ビックリ!
(長さにおいてはもっと距離のある洞窟はありますが
高さ約150mの空間ともなると他に例はないかも)
(↑東京ドームとの比較図)
おおよその規模がつかめた後、
次に
内部を多種多様な照明器具で
照らし出すと言う実験を決行。
中国の照明業界トップの会社が
見事その空間を照らし出し
全容が明らかになりました。(°▽°)
内部の空撮から見える人は米粒のようです!
(40階建てのビルに相当する高さの石筍)
(中央に小さい人の塊が見えます)
ここで今日の感想。
それは
”あーーー、残念!”
いくら画質が良くなっても
音声が良くなっても
やっぱり現地に行かないと
そのリアルな凄さは
伝わってこない!
ということです。(/ _ ; )
以前ベトナムで
大きな洞窟に行ったことがあります。
その時の
何一つとして同じ模様でない
石筍・岩肌や
水の滴る音、
微妙に変化する岩の色
空気感・・・
は本当に素晴らしかったです。
その経験があるからこそ
今回の洞窟が
どんなに巨大で凄いのか、
は想像することはできます。でも
そのスケールは
その場に立ってみないと
全体を把握できません。
あらためて旅は
体感だ!!
と思いました。
特に大自然においては。
最近オンラインのツアーをよく見かけます。
有名美術館や建築物の解説は
オンラインの方が
細部までクローズアップされて
見やすいし
(海外旅なら)
日本語の説明の方がよく理解できので
いいと思います。
ですが大自然を体験する旅は
やはりその場でないと・・・( ;∀;)
ですね。
ただ今回の「龍の巣」は
海外渡航が解禁になってもいけない場所、
だからその内部を番組で見せて
もらえたのは大変よかったです。
結局「龍の巣」と言われていたのは
科学的見地に立つと
長い年月をかけて
雨水が土地に沁み込んで
石灰質大地の内部に川を形成し
地殻変動もあって
それが大きな川となって外部に
勢い良く流れ出した・・
そんなことから
川の流れを「龍」に
例えられるのではないか、
ということでした。
(少数民族にとっては
聖域かもしれないから
別の観点だと思いますが。)
きっと数年後には内部が整備されて
一般に公開されるかもしれませんね。
その時が楽しみです(#^.^#)
今日もありがとうございました!