世界中を旅しながら
筆文字で人を喜ばせたい
筆遊旅人 Kei です。http://tabi-iki.com/
本日もご覧くださり
ありがとうございます。（＊＾＾＊）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
今年は早めの梅雨がやってきましたね。
雨と言えば傘！！
皆さんはビニール傘が壊れたり
置き忘れた時どうしますか？
先日廃棄ビニール傘を利用して
リサイクルバッグを
製作・販売している人の
紹介をTVで見ました。
その若い女性は
簡単に捨てられる
ビニール傘の廃棄問題を深刻にとらえ
何とか再利用できないかと
考えていたそうです。
日本では1年間で消費されるビニール傘の
大多数の8,000万本の傘が
廃棄されていると言われています。
分解のしにくさからリサイクルが難しく、
多くが埋め立て処理や焼却処分されています。
世界的にみてもプラスチックの消費量が多い日本。
プラスチックを使うビニール傘の
廃棄問題もこの状況の要因の一つとされています。
（PLASTICITYのHPより抜粋）
ビニール傘のゴミはなんと
海外に持ち込まれて処理されているケースもあるそうで
海外に迷惑をかけているとは
知りませんでした(;´Д｀)
で、その彼女は廃棄ビニールを使って
バッグを作ってみよう！と思い立ち
会社を辞めて洋裁の学校に通い
バック製作の技術を身に着けたそうです。
ようやく思いを形にしようと
ビニール素材でバッグを作ってみたら・・・
別の素材との組み合わせで
作ってみたそのバッグに対し
学校の先生には
「安っぽくて誰も欲しいと思わないよ」
と言われてしまいました。
そこから
”人が欲しいと思う価値ある商品”
を目指して試行錯誤を繰り返しました。
別素材を足すのではなく
ビニールの素材を活かす・・
そこに重点を置くことにしました。
例えば焼いてみたらどうなるか、
やってみたら焦げくさくて失敗！
等の経て
アイロンを使ったらなかなかの風合いが出る、
とわかり試作品を製作。
学園祭でその試作品が
大手リサイクル製品販売会社の人に認められ
その会社とコラボで量産販売するに至りました。
環境にやさしいというコンセプトと
デザイン性が認められて
決して安くはないものの人気商品だそうです。
当初の思い、
それを実現しようとコツコツ行動し
失敗しても諦めない！
というその姿勢に感動しました。
彼女の目標は
「いつか自分のブランドがなくなること」
だそうです！！
え？っと思いますが
この社会からビニール傘廃棄問題が
なくなることこそ
彼女の目指すところとか。
一見無理そうに思えることを
自分の信念をもってやる続けること
凄いなと思いました。
他にも最近、欧米の
諦めない若者の話にも感動しました。
（映像を残してなくてリンク張れません、
すみません）
彼は自閉症で,ずっと働きたくても
どこの会社にも採用されなかった
辛い経験がありました。
家族は一生就職は無理と諦めていましたが
本人は自らアイデアを出して
人が嫌がる家庭ごみ箱の清掃を
1軒1軒回って引き受けることにしました。
人に言われたのでなく、
人と同じ道に固執すｒのでなく
これなら自分ができそうと思って行動したのが素晴らしい。
彼は自分自身を諦めなかったのですね！
（↑こういう大きなゴミ箱をホース1本、
ブラシ1本から始めたそうです）
真面目で丁寧な仕事に対し
口コミで噂は広がり、
リピーターの助けもあって
徐々に仕事が増え、
やがて一人ではこなせないくらいになります。
友達を巻き込んで、結局は一つの会社を興し
今やスポーツカーを所持するくらいに成功した
というから凄いですね。
人と違うところに目をつける人。
諦めない信念、継続力。
見習いたいな、と思いました。
今日もありがとうございました！
（使い捨てしたくない傘↓）