世界中を旅しながら

筆文字で人を喜ばせたい

筆遊旅人 Kei です。http://tabi-iki.com/

 

本日もご覧くださり

ありがとうございます。(*^^*)

 

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神様、

と言えば皆さんはどんな神様を

思い浮かべますか?(*'▽')

 

例えば日本の神様。

古事記や日本書紀に出てくる神様から

山の神様、木の神様

竈の神様、トイレの神様・・

ありとあらゆる場所に日本人は神様を

見出しますよね。

 

神話に出てくる日本の神様は

それぞれにエピソードや個性があって

面白いです。

 

 

最近は神様に関する本は日本だけでなく

旧約聖書、コーランの解説本も

読む様になりました。

 

阿刀田さんの本は難しすぎず

途中に雑談が入ったり

横道に逸れたりしながら話が進むので退

屈することなく読めるから

入門書としてはおすすめです!

 

 

 

 

キリスト教、ユダヤ教

イスラム教の成り立ちの背景を知るのって

意外と面白かったです。

 

又これまで各宗教に対して

誤解していたこと

偏見を持っていたことにも気づかされました。

 

例えば

イスラム社会で一夫多妻を認めているのは

もともとは戦争で夫を亡くした

数多くの寡婦を救うための策であったとか

 

夫が離婚を提示する際は

これまで妻に与えたものを取り戻そうとしたり

むやみやたらに家から追い出そうと

したりしてはならい等

女性を守るような掟もあって意外でした。

 

(あ、イスラムは偶像崇拝は×なので

そこから生まれた幾何学装飾は圧巻、

素晴らしいです!!大好き。)

イスラム 幾何学模様 に対する画像結果

 

ですが

イスラム、ユダヤ、キリスト教は

どれも元を正せば一緒で

全ての創造主だけを信じる

一神教!

 

全知全能の神様を

どれだけ人間が信じていられるか?

を試すような場面が聖なる書には数多く出てきます。

1かゼロの世界。

この神しか信じたらダメ。

信じられなければ罰が下る・・

 

そんな神様は決して平等ではなく

信心深い人には依怙贔屓したり

その時の気分で反対に苦しめたりすることもあった、

と書いてあるからΣ(・ω・ノ)ノ!

 

乱暴な言い方ですが

偉大なる神の言うことさえ聞いていれば

何しても許される、みたいなところには

マジ??って思います。

(これが極端に走る過激派の原因なのかな…・)

 

一方、こんな一神教に対して

日本をはじめ

ギリシャ神話や

ヨーロッパの各民族の神様

エジプト神話、

ヒンズー教、道教の神様なんかは

それはもう強烈な個性を持った

神様がいっぱいで面白いです!(*'▽')

 

 

 

愛の神様、芸術の神様

戦いの神様、商売の神様、

美の神様、学問の神様・・・

 

キャラも人間に似ているので

親しみが沸きます!

 

森羅万象、

様々な事象に神聖なるものを見つけ

畏怖して大切にする心

昔の人は洋の東西を問わず

持っていたんでしょうね。

 

私はこういう沢山の神々を大切にしている

文化が好きです。

 

海外旅に行く前は

その時だけでもいいから

名前やどんな神様か知っておくと

観光するときにその面白さは

倍増するからおすすめですよ。

(台湾観光は特に!!)

 

ただなんとなーく建物を眺めるのと

その背景や物語を知って見るのとでは違う、

 

何も知らずに祭や行事に参加するのと

知って参加するのとでは

印象に残るものも違いますから。

 

1かゼロの世界ではなく

なんかわからないけど多様性のある世界

こちらの方が面白い。

image

キリスト教でも神様は一でも

キリスト、マリア様をはじめ

知るべき聖人や天使は山といるので

やはり個性的キャラはみんな好きなんだと思います。

 

西洋の神話の神様を知ることは

観光や異文化理解だけでなく

占星術等の役にも立ちます。(*'▽')

 

神様事典とか

個々の神様を解説する本はよく見かけますが

それだと神様同士の関係性や

その世界の全体像ががわかりにくいので

阿刀田さんの本のような

全体の流れがわかる本がいいかなと

思いました。

 

今日もありがとうございました!