昨日は、台風台風18号の影響も少なく仕事もお休みだったので、夕方から整骨院に通院して肩と腰に電気療法とマッサージを受けてきました。

 また、先日修理依頼したスピニングリールが戻ってきたとの連絡があったので、出かけたついでに釣り具のキャスティングに行って引き取ってきたので、風邪気味の体調が良くなったら、火曜日の夜中から魚シーバス釣りに出撃するつもりです。


 火曜日の横浜は、午前中はくもり雲が多めでも午後からは晴れ晴れるようですが、朝晩はひんやりした陽気なるので体調を崩さないように注意してくださいませ。ピース

 今夜のおやすみ前の1曲は、Chet Baker(チェット・ベイカー)が1987年にリリースしたアルバム『Chet Baker in Tokyo』(『チェット・ベイカー・イン・トウキョウ』)より、『Almost blue』(『オールモスト・ブルー』) をお届けしたいと思います。

 チェット・ベイカー(本名は、Chesney Henry Baker Jr.:チェスニー・ヘンリー・ベイカー・ジュニア)は、ウエストコースト・ジャズを代表するジャズミュージシャン、トランペット奏者、ヴォーカリストとして活躍、Charles Parker Jr,(チャーリー・パーカー・ジュニア:モダン・ジャズを代表するアメリカのアルトサックス奏者、作詞家として活躍、1955年に34歳の若さで死去)に認められたほどのトランペットの実力者で、1952年から1953年にかけて彼のバンドでも活躍、中性的なヴォーカルでも人気があり、1954年にリリースしたアルバム『Chet Baker Sings』(『チェット・ベイカー・シングス』)に収録の『My Funny Valentine』(『マイ・ファニー・ヴァレンタイン』:1937年に Richard Rodgers(リチャード・ロジャース:アメリカの作曲家、1979年に77歳で死去)と Lorenz Hart(ローレンツ・ハート:アメリカの作詞家、1943年に48歳で死去)によって書かれた楽曲)は彼の代表曲の1つであり、同作品の代表的なカヴァーとしても知られ、彼の独特な歌い方を聴いた João Gilberto(ジョアン・ジルベルト:ボサノヴァを代表するブラジル出身のシンガー、ギタリストとして活躍)が強い影響を受け、ボサノヴァ誕生の一因となったと言われています。

 1950年代後半から1960年代にかけて薬物絡みのトラブルを頻繁に起こし、アメリカやイタリアなど複数の国で逮捕されたことがあり、1970年にはドラッグが原因の喧嘩で怪我をして演奏活動の休業を余儀なくされましたが、1973年に Dizzy Gillespie (ディジー・ガレスピー:モダン・ジャズの原型となったビバップを代表するアメリカのトランペット奏者、作曲家として活躍、1993年に75歳で死去)のバックアップにより復活を果たし、1975年頃からは活動拠点を主にヨーロッパに移し、1986年と1987年には来日公演を果たしましたが、1988年に不慮の事故死のため58歳で亡くなりました。

 今夜は、チェット・ベイカーの哀愁を帯びた魅力的なトランペットの音色と、素敵な歌声をお楽しみくださいね~音譜