昨日の午後から降り始めた雨雨はなんとか上がったようですが、この時間の横浜は少し陽気が寒いような気がします。

 火曜日は、朝から太陽晴れて気温が24℃まで気温が上昇し、初夏のような汗ばむ陽気になるようです。

 今夜のおやすみ前の1曲は、 Harry Kalapana (ハリー・カラパナ)が1999年にリリースしたアルバム『 Guitares Hawaiennes 』(『ギターズ・ハワイアンズ』)より、『 Hilo March 』(『ヒロ・マーチ』)をお届けしたいと思います。

 ハリー·カラパナは、スティールギターのミュージシャンで、バルカン半島で1930年代初めに生まれ、寄宿学校の在学中にユーゴスラビアのギターを拾ったのがきっかけで練習を始め、ベルギーで見た Tau Moe (タウ・モエ : サモア出身のミュージシャン、歌手)のパフォーマンスに影響を受けたことから音楽の世界に関心を持ったようです。

 その後パリに移住した彼は、1952年に仕事でマダガスカルに滞在したことがきっかけで、ハワイアン・ギターを取り入れた音楽に取り組むようになりました。

 1956年に離婚をしましたが、パリに戻る前の4年間をマダガスカルおよびインド洋周辺諸国で過ごし、その間に多くの曲を録音しています。

 1956~1967年の間には約200枚のレコードを制作し、1976年に自動車事故を起こしましたが、その後も音楽活動を続け1980年のミュージカルを最後に引退するまで、スチールギターの巨匠として多才な表現力と豊かな演奏技術は高く評価されていました。

 引退後は、バーテンダーとして10年間を過ごしたようです。

 今夜は、ハリー・カラパナの素敵なハワイアンサウンドをお聴きくださいね~アロハ