すっかり更新が遅くなりましたが、11月に出かけた七里ガ浜のフリマでゲットしたミニカーの紹介です。
今回は、イタリアのミニカーメーカー ARTMODEL (アートモデル)の製品で、
FERRARI 166 MM Spider G.Agnelli,1950 (フェラーリ 166 MM スパイダー G.アグネリ、1950年モデル)です。
MM( Mille Miglia : ミッレミリア)とは、イタリアで1927年から1957年の間に行われていた伝説的な公道で行われていた自動車レースで、現在では同名のクラッシックカーレースとして開催されています。
ちなみに、ミッレミリアとはイタリア語で「1,000マイル」という意味で、実際のレースではイタリア全土を1,000マイル走るそうです。
スパイダーとは、自動車のオープンカーに付けられる呼称で、軽量4輪馬車からの転用とされています。
G.Agnelli は、イタリアの自動車会社、
FIAT (フィアット)社の元会長 Giannni Agnelli (ジャンニ・アグネリ)のことです。
スケール(縮尺)は、1/43で全長は約8.5cmです。
アートモデルのオンラインカタログでは絶版のようで、価格は73SFr.(73スイスフラン、現在の価格で約6,200円)となっていました。
フリマでの価格は1,000円だったので、今回もいい買い物が出来たと思っています。
フロントの
フェラーリのエンブレムがずれて貼ってあるのがご愛嬌ですが、別パーツによってボンネットのベルトまで精巧に表現されています。
リアの曲線的なデザインは、とてもオシャレな感じですが、ここでもリヤのエンブレムがずれています。
せっかくミニカーの完成度が高いのに、ちょっとアバウトなところはイタリア人のおおらかさからなんでしょうね。
ハンドルは右ハンドルですが、ダッシュボード周辺もリアルに作られています。
写真ではわかりづらいですが、ボディーカラーはメタリックブルーとメタリックグリーンのツートンカラーになっています。
フェラーリのカラーと言ったら、イタリアンレッドが定番ですが、今回の渋いカラーの組み合わせは、車のデザインと同様にとてもオシャレな感じだと思います。
アートモデルは、1950年~1960年代の
フェラーリにこだわってモデル化しているのが特徴であり、
フェラーリと同じイタリアのメーカーであることから、組み付けパーツも豊富で、他の多くのメーカーが中国生産であるのに対し、自国での生産にこだわり続けているようです。
深みのある塗装、ワイーヤーホイールやエッチングパーツなどを使用する細部にわたるこだわりは、ダイキャストカーというよりハンドメイドモデルカーといった印象を与えてくれます。
今日のようなお天気のいい日には、こんな素敵なオープンカーに乗って
ドライブに行きたいですね~![]()


