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フェリックスへ捧ぐ

2015年9月に14才の娘は旅立ちました。これからどう生きていったら?

今日は10回目の月命日です。
普段は息子がお線香の香りをいやがるのと、姉と自宅の行き来で生花は枯れてしまうのもいやなのであまりお供えはしないのですが、月命日なので生花を買いました。

そして迷ったのですが、娘が大好きだった夏目友人帳の20巻、買いました。
今年の4月に発売されたようです。
娘の本棚には19巻までが綺麗に並べてあります。

娘は小さい頃から本と漫画が大好きでした。
お小遣いのほぼすべては書籍代に消えていきます。
そして読み終わると私のところへ持ってきます。
なぜかというと、私が気に入り、認定が降りると、その漫画の続きは私がお金を出してあげるからです。
夏目友人帳は私も必ず読み、お金を出す漫画の一つでした。

娘は最後の夏休みに太宰治の小説「人間失格」を読んでいました。
きっかけは文豪ストレイドッグスという漫画(著名な作家が漫画上にキャラクターとして登場するんです)の影響もあってのことなんですが、小説はご存知のように「死」がテーマでもあります。


娘は年相応の恋愛ものなどは一切読まず、死やもう一つの世界などを描いたものを好んで読んでいました。
そういったことも少なからず影響があったのかとも思います。
でも読むものを親の目で選別するような窮屈なことはしたくなかったのです。

主のいない部屋の本棚に本が増えるのも悲しいかなあ、とちょっぴり思いましたが、本が好きな娘が喜んでくれると信じて。

10ヶ月。随分一緒にいない時間が増えてしまいました。