第4回を迎えた南薩ルネサンスプロジェクト。
前回の開催が2018年11月23日であったため、ほぼ半年ぶりの開催でした。
前回までは「アイディアの発散」プロセスでしたが、その後はアイディアの収束、そして具体的にプロジェクトを実行していく段階にあったため、その間に非公式なミーティングや、幾つかの仕掛けを経てきました。
お陰で約半年もの時間を要して、ようやく半年ぶりの開催にこぎ着けました。
しかし、前回までと異なるのは、「勉強会」から「ミーティング」への変化。
教科書に書かれているような話をするのではなく、私の過去のプロジェクトマネジメントにおける経験を中心にして、メンバーが持っている知識や経験、人脈、ノウハウなどの保有情報を、持ち寄り、編集し、理解・解釈可能な形に変えていくコミュニケーション・デザインを一気呵成に進めました。
実は、この勉強会前夜まで、Slackを通じて論点整理を進めていたのですが、慣れない手法に戸惑うメンバーもいて、どこまでミーティングが進むのか不安でした。
が、5時間に及ぶ集中的ミーティングの結果、具体的な目標、プロジェクトに付随するリスクと対応策、タスクや役割分担などを無事にまとめ上げることができました。
組織も違えば、経歴や背景も全く異なる人たちが集まって、しかも、各人が保有する寡少なリソース(知識・モノ・カネ・情報)を持ち寄って、目標の達成に向けて連携・協業する、という難易度の高いプロジェクトです。
そのプロジェクトを成功に導くためには、各メンバーが、古い手法・思考法にこだわるのではなく、新しい手法・思考法に慣れて、適応してもらわないといけません。
自らが学ぶことなくしてイノベーションなし。
これが私の経験です。
この地には、これからも何度か訪れて、プロジェクトの進捗確認を行うミーティングを開催することになりそうです。
