先日の投稿記事は大きなインパクトがあったらしく、多くのアプローチ(特に自治体関係者から)を受けています。

 

普段から地味かつ地道な積み重ねをしてきていて、ある日、それが瞬間的につながっていく、という経験は、私にとってはよくある話なので、違和感なく書いていたのですが、そのプロセスを知らない人から見れば "Unbelievable!"という印象だったようで。

 

それで、当然のことながら、「私達も」「我々も」という相談というか、要望のようなものが来るわけです。

 

結論から申し上げると「対応できません」ということです。

 

当研究会は、取次機関でもなければ、代行機関でもなく、政策を理論的に分析・研究し、最良の実践(ベスト・プラクティス)を求めていく団体です。

 

しかも、少ない人数で、本業としてではなく、アフター5あるいは休日の時間を活用した自主活動として展開しているため、大きな負荷のかかる業務は困難です。

 

少なくとも、「何をしたいのか」「自分たちが抱える問題意識や課題は何なのか」「必要とするリソース(知識・情報、ノウハウ、人脈等)は何なのか」「利害関係者の要求水準はどの程度なのか」「Win-Win関係は構築できるのか」くらいは整理をしてもらわないと、当研究会としては、助言も関与もできません。

 

当研究会は、自治体から業務を受託しているシンクタンクやコンサルタントとは異なり、業務委託料の多寡ではなく、プロジェクトの価値や斬新さ、面白さに着目して、業務を支援するという(変態な)団体であることを留意いただければありがたいです。