昨夜は、ある個人宅にて、夕方6時から夜10時まで懇談会。
懇談会と言えば、居酒屋やレストランなどで開催することが多く、個人宅を訪問する機会はほとんどなくて、それ自体が新鮮ではあったのですが、それ以上に衝撃だったのは、御当主の口から出てくる意見や発言のひとつひとつの重み。
懇談の場だったので、メモを取るわけにはいかなかったのですが、話を聞くのに集中しながら、発言や意見に対する自分の評価や見解を頭の中でぐるぐると回していました。
もちろん、わずか4時間の懇談会の間に、結論が出るはずもない問い掛けや投げ掛けであったわけで、深夜11時過ぎに宿泊施設に戻った後に、手帳を広げて、当夜、印象に残った発言やフレーズをメモしました。
ひと晩明けた後も、自分の心の奥底にずっしりと沈み込んでいて、これを引っ張り上げるのに、自分の能力や力量の不足を痛感しました。
正直言って、正面からの議論にもっていくこともできなかったわけですが、でも、御当主が持っている世界観の大きさと、将来に対する危機感は、小人物である私にも十分に伝わってきており、その世界観を垣間見ると同時に、危機感を知ってみたいと思いました。
今回は、今後につながる(つなげる)きっかけをいただいたものと認識しており、次回、お会いする際には、知性と感性に磨きをかけて議論に持ち込めるよう、パワーアップを図っていきたいと思います。