これまでプロジェクトの目的、目標(成功基準)、要求事項の整理について述べてきました。

 

次のステップとしては、それらを満たすために必要なアウトプット(成果物や作業)を定義します。

 

この成果物や作業のことを、プロジェクトの「スコープ」と呼びます。言い換えるならば、プロジェクトの範囲ということ。

 

スコープが定義できたら、プロジェクトで作成する成果物や実施する作業を分解していきます。これがWBS(Work Breakdown Structure)です。

 

事例として、ネットに掲載されていたものを御紹介(出所:http://mngmnt.jp/2015/04/17/about-wbs/)。

 

以上が、プロジェクト・マネジメントの初期における重要作業。

 

ここまでプロジェクト・マネジメントの基礎知識について、私の経験則+PMBOKを読んだ知識に基づいて書いてきました。

 

ただ、ここから先は「マネジメント」という言葉に代表される、より緻密かつ専門的な管理手法が求められます。

 

ここから先に足を踏み入れるのであれば、私自身も、プロジェクト・マネジメントを行いうるプロフェッショナルでなければならないと考えます(それが「プロ」に対する敬意というもの)。

 

そこで、私自身も米国PMIのPMP(プロジェクト・マネジメント・プロフェッショナル)の資格取得を目指して、学習を開始しました。

 

今後は、そちらの学習の進捗状況に合わせながら、記事を更新していきます。

 

 

注)以下はプロジェクト・マネジメントの基本書でもあるPMBOKの日本語版と英語版です。最近、第6版が発刊されましたが、私のブログでは第5版の内容に基づいて記述しています。