気がつけばiOS11.3がダウンロードできるようになっていました。
専門Webサイトの情報によれば、利用できるのは、現状では、先日発表された「新しいiPad」だけということでしたが、ダウンロードできるなら、早速、試してみようということでダウンロードしました。
iOS11.3で、最も期待していたのは、iPhone、iPadのバッテリーチェック機能。
昨年末に、Apple社が、電池の劣化したiPhoneのパフォーマンスを低速化させるという機能を、消費者への十分な説明なく付加していたため、「新機種への変更を促す悪意のある技術仕様」という理由で消費者訴訟を提訴される事件がありました。
これに対して、Apple社は、公式に謝罪するとともに、バッテリー交換の大幅値下げと新iOSではバッテリーの状態を確認する機能を盛り込むことを約束していました(アップル、電池劣化 iPhoneの低速化で説明不足を謝罪。バッテリー交換の大幅値下げとiOS改良で対処)。
今回は、その約束の履行ということで、iOS11.3の説明書の中でも、「バッテリー状態(ベータ)」という機能を確認できました。
早速、新機能を活用して、現在使用中のiPhone7Plus(Product RED)のバッテリー状態を確認。
使用開始から1年近く経過して、バッテリーの劣化度はマイナス7%の93%。
Apple社の見解や、iPhoneマニアのWebサイト情報に拠れば、劣化度がマイナス20%の80%を割るようであれば、バッテリー交換のお薦め時期であるようです。
皆様も、新しいバッテリー確認機能で、自分のiPhoneのバッテリー状態を確認してみてください。