かつて上司や指導教官に、Fact(事実)に基づくことの重要性を徹底的に叩き込まれました。

また、キャリア・カウンセラーとして、言葉の裏には「意図」と「感情」があり、それを読み解くことで真の課題を探る重要性を認識しています。

なので、机の上で手前勝手な論理を組み立てるのではなく、現場に行き、関係者と直接面談をすることにより、自分の中の仮説や推測を確認しながら、課題解決に向けた方向性を見定めようとするのが、私の流儀。

事実に基づく(Fact-Findings)業務遂行を心掛けていますが、データの時代ということもあり、Fact-Findingsスタイルから一歩前に進んだ業務スタイルを追求しています。

それが証拠に基づく(Evidence-Based)業務遂行。

Fact-FindingsとEvidence-Basedの最大の相違点は,前者は心理学や交渉術、カウンセリング手法等のスキルを用いて、「定性的な情報分析」を行うのに対して、後者は、前者の定性的な情報分析に加えて、データや統計を含めた「定量的な情報分析」も含めた総合的分析を行うこと。

そのために必要な統計学やデータ解析の知識・スキルを日々学習中であります。