USCMAの資格取得を目指そうと思ったときに、日本では意外にスクールが少なくて、TACくらい。
そのTACも、米国の大手教育機関Beckerの教材を使用して、問題演習を行っています。
それに対して、本場米国では、TACが提携しているBeckerはもとより、WileyやGleim、Rogerなど有名教育機関が多数。
英語力に自信がなければ、日本のスクールTACで学習を開始する方が良いかもしれませんが、遅かれ早かれ、試験自体は全て英語で受験せざるを得ないので、最初から覚悟を決めて、英語テキストや英語講義で、英語への抵抗感を少なくする方が賢いかもしれません。
私も、USCPA学習の際は、日本の簿記や財務会計の知識はゼロで、最初からAccountingのTextbookで学習を始めました。
USCPA受験の経験から言えば、試験は英語の速読力が問われているといっても差し支えないので、英語→日本語という脳内変換で問題を処理していれば、時間がいくらあっても足りません。
会計用語や概念を英語で読み、英語で理解する脳(=思考様式)を身に付けるトレーニングは必須です。
次に問題になるのは、多数の教育機関からどこを選択するのか。
USCPAの受験時には、色々とネット検索をしましたが、最終的には「好みの問題」ということに落ち着きました。
いずれの教育機関も、しっかりと試験の傾向や対策は練ってあって、どこを選択してもどんぐりの背比べ。
教育機関の選択そのものよりも、選択した教育機関の教材(特に問題演習)をリピート学習できるか否かが問われています。
なので、自分に合った講義や問題演習を提供してくれる教育機関であれば、どこでも御自由にというところです。
私の場合は、USCPA時代にお世話になっていたBiskがなくなったため、WileyもしくはGleimのいずれかを検討ということで、それぞれのサイトを覗いてみました。
すると、WileyのUSCMAサイトに以下のようなページが・・・。
Wileyのプログラムの優位性を説明するのに、あえてライバル社であるGleimを比較対象とするえげつなさ(笑)
だけど、正直言って、Gleimを受講しようかと考えていた私にとって、Wileyが良いかもと思えるメリットも確かにありました。
それは、IMA(Institute of Management Accountants:公認管理会計士協会)公認の教材であること。
それが、どれだけ合格率に反映されるか分かりませんが「なんとなく良いかも」と思えるメリットが(笑)
他にも、Gleimができないことばかりを挙げて、ライバル社を徹底的にこき下ろす比較広告。
その分、値段は500ドルほど高いのですが、徹底的なGleim潰しなのか、なんと本日までに申し込めば、「新年割引料金」で500ドル分をディスカウント。
うーん、ここまで徹底されると、Gleimではなく、Wileyにしようかと考えています。

