当研究会会長の山田誠名誉教授の記事が掲載されていました。
「健全な社会はフローとストックの二つを上手に振り分けることで、社会全体が順調に発展する」という視点は、現場主義の経済学者らしい視点だと思います。
「これまで避け続けてきた世代間対立を顕在化させて、異世代間で継承できるルールを構築できるかという根本的な議論を始める」というのは、言葉では言うのは易しいですが、実際には既得権を得ている高齢者世代からの強い反発も想像されるので、極めて厳しい議論になると考えられます。
ただ、我々は、この類の議論からは決して逃げません。
その場しのぎの予定調和で、問題を先送りしてきたからこそ、大きく膨れ上がった問題に、正面から向かい合う姿勢を研究会でも説いています。
解決困難な課題に向き合うことにこそ地域の未来があると確信して、我々の活動は今後も継続していきます。