教育の国家間競争。

これを痛感したのは、中国の高校生の夏休みの過ごし方。


日本の高校生は部活動や塾通いを選択すると思いますが、中国における良家の子女は、長期間の夏休みを活用して、アメリカやイギリスのトップスクールの夏期短期講習に参加するため、現地でホームステイをしながら、体験学習をします。


それも高校3年時点ではなく、1、2年生の時点でハーバードやスタンフォード、ケンブリッジなどで、将来の大学生活を思い描くきっかけを得ると同時に、世界中のエリートが集まる雰囲気や、そこを目指す同世代の学生との交流を経験するわけです。


私は、子どもの将来を思うのであれば、是非このような経験を積ませたいです。


進学できるかどうかは度外視して、世界最高の「学問の府」に身を置く経験というのは、子どもの中で、何らかの化学反応が起こるはずと期待します。


子どもの可能性を広げるためには、幅広く見聞を深めることが重要で、大人としてはその機会を増やしていくことが求められていると考えます。