なんと言うべきか。


6月の英国によるEU離脱、7月の鹿児島県知事選挙、そして、本日の米国大統領選挙と、サプライズが続く1年です。


米国大統領選挙について、予想を聴かれることが多かったので、「支持率は均衡していても、選挙人の獲得数でクリントンが絶対優位。ほぼ決まりでしょう」と自信満々に発言していましたが、大外れでした。


その自信の根拠は、Wall Street Journalやワシントン・ポスト、そしてCNNなどの米メディアのリサーチ&分析活動(インテリジェンス)によるもの。


しかし、今回の失敗で学習したことは、既存の大手メディアでは掬いきれてない、圧倒的多数の個々人の意図や思惑があるということ。


大手メディアが世論を代表できなくなった時代に、最大公約数の民意というものを如何に図り、評価していくのか、難しい課題と言えます。