気が付けば、こちらのブログも毎日更新となっており、この間も研究会活動の一環としての企画書作成や講演資料の作成などで、案件が増えています。

読者や依頼者の中には「お時間がない中で…」と恐縮される方も少なくないのですが、例えば、ブログの執筆時間については「概ね15-30分で書いています」と話すと、「この内容をそんな短い時間で?」と驚かれます。

それ以外にも、寄稿や論文など、A4ペーパーで5~20枚程度の分量の文章については、6時間程度集中できる時間を確保できれば、一気に書き上げることができます。

大事なのは、机に座る、パソコンと向かい合う前の「仕込み」の部分で、この仕込みは、時間も問わなければ、場所も問わず、空いた隙間時間を活用して、デジタルツールを使った準備をどれだけ充実させられるかがポイントになります。

言い換えれば、デジタルツールを使って知的作業の生産性を如何に向上させるかという部分こそがIT革命の「真の」成果といえます。

現在、使用しているデジタルツールはiPhone、iPadmini、Surface3の3種類。

Surface3は、Microsoft Officeをインストールしており、キーボードによるタイピングを中心とした作業を行っています。

文章を円滑にタイピングするためには、Surface3がキーボードの打鍵感からも最適です。

iPadminiでは、①データベースアプリのEvernote、②アウトライン作成アプリOutliner、③マインドマップ作成アプリSimpleMindなどを使って、情報のインプットと文章のアウトプットを円滑化しています。

iPhoneは、Evernoteに投げ込むためのWeb情報(WSJやForesightなど有料メディアを中心)を中心としたサーベイに使用しています。

文章執筆に必要なアイディアとロジックをOutlinerやSimpleMindで整理の上、普段からのサーベイで蓄積した情報や資料をEvernoteから引っ張り出して、論拠として提示しながら文章や資料を組み立てたアウトプットが、こちらのブログの記事となっています。

これで大抵の作業は効率化できたのですが、最近、増えてきたのが、関係者やクライアントからの資料の修正・添削依頼。

修正点について、「○○行目の△△という文章を□□に修正」と文章化するのも非効率的だなと感じていました。

そこで、浮上してきたデジタルツールがiPadProとApple Pencilの組合せ。

Apple Storeで使用してみましたが、認識力が高く、普通のボールペンを使う感覚。

カバーキーボードは打鍵感がいまいちで、こちらはSurface3に軍配が上がりますが、パームリジェクション機能も相まって、デジタルノート的使用が可能となっています。

Apple Pencilによる直接入力(書き込み)によって、新たな使用可能性が広がったので、iPad Proによる作業効率化を、また近日中に報告したいと思います。