鹿児島県知事選の結果が出ました。

NHK鹿児島放送局及びMBC(南日本放送)ともに、新人のみたぞの候補に当選確実を出しました。

これで、過去12年の伊藤県政に別れを告げて、新たな県政へと移行するわけですが、今後は大きな課題に遭遇することも予想されます。

まずは、こちらのブログで書いてきたとおり、マニフェストを実現するための財源、時期及び実施方法が明確ではないため、どのように政策を実現していくのか、その仔細に関して、県民だけでなく、議会からも追及されることとなります。

また、原発問題についても、自宅の電灯のように簡単に付けたり、消したりできるような代物ではなく、それによって、大きく影響を受ける地域経済や事業者が存在するわけで、その部分への配慮や措置を十分に検討する必要があります。

おそらく、これから先、日本だけでなく、世界も含めて見通しが困難な時代を迎えます。

そして、大きな変化を余儀なくされる流れが押し寄せてくると思います。

その時に、鹿児島県という地域・社会が押し流されないようにするために的確な判断を下し、強いリーダーシップで政策を遂行できるかが、新しい知事に問われる真価だと思います。

今回の県民の選択が不幸な結末とならないよう、新しい知事の手腕に期待します。